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飲食店の宣伝方法|届く相手で手段を選び分ける

「宣伝しているのに、知られていない」

飲食店の相談で、いちばん多い言葉です。

やっていないわけではありません。SNSも更新している。チラシも撒いた。看板も出した。それでも「知らなかった」と言われる。

原因は、たいてい手段の数ではありません。手段ごとに届く相手が違うのに、そこを分けずに並べていることです。

チラシは近くにいる人にしか届きません。Instagramは知っている人が確認する場です。Googleマップは、いま探している人にだけ当たります。同じ「宣伝」でも、当たる相手がまったく違います。

この記事では、宣伝の手段を届く相手で4つに分けて並べます。そのうえで、何を打ち出すか、どう書くか、どう測るかまで書きます。

なお、お金を払う広告の設計は別記事にしました。予算配分や媒体ごとの回収は飲食店の広告戦略を読んでください。この記事は、費用0円〜低コストの告知が中心です。

集客全体の考え方(新規とリピートのどちらが穴か)は飲食店の集客方法にまとめています。

この記事を書いた人

株式会社WEBRIES 代表取締役
小宮 康利

自己紹介
元アフィリエイター。SEOアフィリエイトを武器に「お金借りる」「育毛剤 おすすめ」「わきが対策」などあらゆるBigキーワードにてSEO1位を獲得。2015年に起業後1年で年商1億円を突破。こうした実績を元に、500社以上に対してコンサルティングを行い、現在では自身の会社を運営する傍ら、COO、CMOとして店舗・企業に携わり、企業のWEBマーケティングを支えている。店舗ビジネス向けの集客支援サービスPLUSWEBを運営している。
仕事内容がわかる動画はこちら>

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「宣伝しているのに知られていない」が起きる理由

手段の数ではなく、当たる相手がずれている

宣伝が効いていない店には、共通の形があります。

手段は多いのに、届く相手が重なっているのです。

よくある組み合わせ 届く相手
Instagram+X+Facebook ほぼ同じ(すでに知っている人)
チラシ+のぼり+看板 ほぼ同じ(店の前を通る人)
Googleマップ+口コミ 探している人(ここが抜けやすい

3つやっているつもりでも、実際には1方向にしか出していないことがあります。

抜けやすいのは「探している人」

いちばん取りこぼされているのが、いま「近くで食べる店」を探している人です。

この人たちは、SNSを見ていません。チラシも見ていません。スマホで検索して、地図を開いています。

そして、この層はいちばん来店に近いです。すでに食べる気があり、場所を決めるだけの段階だからです。

「宣伝」と「認知」は別物

もう一つの取り違えが、認知だけを増やそうとすることです。

名前を知っている人が増えても、行き方と営業時間と価格が分からなければ来ません。

宣伝には、知らせる部分と、行けるようにする部分の両方が要ります。後者が抜けている店は、多いです。

宣伝の手段は、届く相手で4つに分かれる

同じ「宣伝」でも、当たる相手がまったく違う

手段を並べる前に、相手を4つに分けます。

相手 状態 届く手段
探している人 今日どこかで食べる Googleマップ、口コミ、検索
近くにいる人 店の存在を知らない 看板、のぼり、ポスティング、店頭
まだ知らない人 遠くにいる/興味だけ SNS、リール、グルメサイト
すでに知っている人 一度来た/気になっている LINE、GBP投稿、ショップカード

この4つは、優先順位が決まっています。

上から順にやってください。探している人を取りこぼしたまま、まだ知らない人に投資するのが、いちばん効率の悪い順番です。

なぜ上から順なのか

理由は単純で、来店までの距離が違うからです。

探している人は、あと1歩で来ます。まだ知らない人は、興味を持ってから、覚えて、機会が来て、ようやく来ます。同じ1人に届いても、売上になる確率が桁で違います。

全部やる必要はない

4つすべてに手を出すと、どれも中途半端になります。

1つ目と4つ目を確実にやるだけで、多くの店は変わります。2つ目と3つ目は、余力ができてからで構いません。

探している人に届ける(最優先・費用0円)

いま探している人は、地図を開いている

最優先は、Googleマップで見つかる状態にすることです。費用はかかりません。

やることは決まっています。

項目 埋め方
カテゴリ 「レストラン」ではなく「居酒屋」「ラーメン店」と具体的に
営業時間 祝日・年末年始・昼休みまで入れる
属性 予約可・テイクアウト・個室・駐車場・電源
メニューと価格 探す人が最初に確認する
写真 料理・店内・入口・席
投稿 週1回。本日の仕入れや限定でよい

所要は2時間ほどです。手順はMEO対策を自分でやる手順にまとめました。

飲食店に特化した設定は飲食店のMEO対策完全ガイドにあります。

店舗名にキーワードを足すのは違反

「〇〇(渋谷 焼鳥 個室)」のように店名へキーワードを足すのは、Googleのガイドライン違反です。

一時的に順位が上がることがありますが、発覚するとプロフィールが停止されます。 積み上げた口コミごと見られなくなるので、やらないでください。

投稿機能は、宣伝の場として使える

Googleビジネスプロフィールには投稿機能があります。ここを使っていない店は多いですが、検索や地図で見ている人にそのまま出るため、宣伝としては最短距離です。

出すのは、SNSと同じ内容で構いません。

  • 今週の限定メニュー
  • 本日の仕入れ
  • 臨時休業・年末年始の営業日
  • 新しく入れた席や設備

週1回で十分です。SNSに出したものを、そのままもう一度貼るだけでも効果があります。

口コミが無いと、地図に出ても選ばれない

地図に出るところまでは設定で届きます。ただし、そこで選ばれるかは口コミ次第です。

同じ検索で並んだとき、3件の店と200件の店では、見られ方が違います。集め方はGoogle口コミの増やし方にまとめました。

「美味しかったと言ってくれた人にだけ声をかける」のは規約違反です。 発覚すると口コミが一括削除されます。詳しくはレビューゲーティングとはを読んでください。

近くにいる人に届ける

半径1kmの中に、まだ知らない人がいる

意外に見落とされるのが、徒歩圏に住んでいるのに店を知らない人です。

繁華街ではなく住宅地寄りの立地ほど、この層が残っています。

手段 費用 効きやすい店
店頭の看板・黒板 数千円〜 通行量がある店
のぼり 数千円 車通りのある店
ポスティング 1枚3〜7円+制作 住宅地に近い店
ラミネートしたメニュー掲示 数百円 価格が不安がられる店
地域イベントへの出店 出店料 関係づくり

店頭は、いちばん安くて確実

通りかかった人が入らない理由は、中が見えないこといくらか分からないことの2つです。

  • 価格帯が分かる掲示を出す(「ランチ1,000円前後」で十分)
  • ランチとディナーで内容を変える
  • 手書きの黒板は、書き換えられるのが強み

メニューを出していない店は、それだけで候補から外れます。

ポスティングは、範囲を絞って繰り返す

広く1回撒くより、狭い範囲に3回のほうが反応します。

1回目は認知されず、2回目で「見たことがある」になり、3回目で行動につながる、という順です。反応率の上げ方はポスティング集客の完全ガイドにまとめています。

看板は、通行量が前提

人が通らない場所に看板を出しても、効果は出ません。

店の前を1時間に何人通るかを実際に数えてから判断してください。ゼロに近ければ、その費用はポスティングかGoogleマップに回したほうが確実です。

まだ知らない人に届ける

届く数は多いが、来られる人は限られる

SNSやグルメサイトは、まだ店を知らない人にも届きます。 ただし、届いた人の大半は来られない場所にいます。

手段 強み 注意
Instagramのリール 知らない人に届く 商圏外が多く混ざる
フィード投稿 調べに来た人が見る 発見には弱い
グルメサイト 探している人が来る そのサイトに来た人だけ
X(旧Twitter) 拡散が速い 飲食店では続きにくい

SNSは「発見」より「確認」で効く

Instagramで最も多いのは、店名を知った人が確認しに来る使われ方です。

つまり、Googleマップや口コミで見つけてもらった人の、最後の関門になります。ここが半年更新されていないと、「やっていないかもしれない」と判断されます。

飲食店に絞った運用は飲食店のインスタ集客術にまとめました。

グルメサイトは、無料枠から

有料掲載は、Googleマップと口コミを固めてからで構いません。

無料枠でも情報は載ります。まず載せて、そこからの流入が実際にあるかを見てから、費用をかけるか判断してください。

写真は、フリー素材を使わない

素材サイトの料理写真を使うと、来店時の落差になります。

「写真と違った」は、低評価の口コミで最も多い書かれ方の一つです。スマホでよいので、自店の料理を自然光で撮ってください。

すでに知っている人に届ける(見落とされがち)

いちばん安く、いちばん確実に届く相手

一度来た人は、すでに店の場所も味も知っています。 必要なのは、思い出してもらうことだけです。

ところが、多くの店にはこちらから連絡する手段がありません。

手段 届き方
LINE公式アカウント 開封率が高い。確実に届く
GBPの投稿 検索・地図で見た人に出る
ショップカード 財布に残る。電話番号と地図を必ず入れる
持ち帰られるグッズ マグネット・ステッカーは冷蔵庫に残る
SNSのフォロー 届くかはアルゴリズム次第

SNSのフォローは、連絡手段ではない

ここを勘違いすると、宣伝が届きません。

フォローされていても、投稿が表示される保証はありません。 一方、LINEは登録さえしてもらえれば、こちらのタイミングで届きます。

登録してもらうには理由が要ります。次回使えるものか、予約が取れる機能を用意してください。

送りすぎない

LINEは週2回までが目安です。それを超えるとブロックされます。

一度ブロックされると、その人にはもう二度と届きません。 頻度を上げるより、内容を絞ってください。

常連は、いちばん強い宣伝手段になる

広告費をかけずに新規が来る経路が、常連からの紹介です。

紹介が起きるのは、話題にしやすい店です。

  • 名物が1つある(「あそこの〇〇が旨い」と言える)
  • 人数や用途がはっきりしている(一人でも/個室がある)
  • 人の顔が分かる(大型店にはできない部分)

紹介カードのような仕掛けを作らなくても、「連れてきやすい理由」が1つあれば起きます。 逆に、何も無い店では起きません。

ショップカードは「持ち帰られるか」で判断する

デザインより、財布や冷蔵庫に残るかどうかです。

電話番号と地図が入っていないカードは、思い出してもらえても行けません。次回の予約に使える情報を必ず入れてください。

立地によって、効く手段が変わる

同じ手段でも、当たる場所と当たらない場所がある

同じ宣伝でも、立地が違えば結果が変わります。 ここを見ずに他店のやり方を真似ると、費用だけが出ていきます。

立地 多い客 効く手段 効きにくい手段
住宅地 徒歩圏の生活者 ポスティング、LINE、店頭掲示 グルメサイト
オフィス街 昼の勤め人 Googleマップ、店頭の日替わり、法人営業 週末の告知
繁華街 通りすがり・目的来店 看板、口コミ、グルメサイト ポスティング
ロードサイド 車で来る人 Googleマップ(駐車場)、のぼり 徒歩前提の掲示

住宅地は、繰り返し届く手段が効く

住宅地の店は、同じ人に何度も届けられるのが強みです。

ポスティングを狭い範囲に3回、LINEで月2回。同じ相手に繰り返すほうが、広く1回より効きます。

逆に、グルメサイトの有料掲載は住民が使わないことが多く、費用に見合いにくい傾向があります。

オフィス街は、昼と夜で別の店になる

昼は「速さと価格」、夜は「人数と予算」で選ばれます。

同じ告知を昼夜で使い回さないでください。 昼は日替わりと提供時間、夜はコースの総額。店頭の掲示も、時間で入れ替えるのが基本です。

近隣のオフィスに直接ランチメニューを届けるのは、いまも有効です。法人の宴会予約は、そこから来ます。

ロードサイドは、駐車場の情報がすべて

車で来る人が最初に確認するのは、停められるかどうかです。

Googleビジネスプロフィールの属性で「駐車場あり」を必ず入れ、台数と、満車時の代替まで書いてください。ここが空欄だと、候補から外れます。

立地が不利でも、手段はある

通行量が少ない、駅から遠い、地下や2階にある。こうした条件は、通りすがりに頼れないということです。

その場合は、探している人を取る施策(Googleマップと口コミ)に寄せてください。 詳しくは立地が悪い飲食店の集客術にまとめています。

同じ内容を、4か所で同時に出す

1回作ったものを、1か所でしか使っていない

限定メニューを始めたとき、多くの店は1か所にしか出しません。

作る手間は同じなので、同じ内容を4か所で出してください。

出す場所 届く相手
GBPの投稿 検索・地図で見ている人
SNS(フィード+ストーリーズ) すでに知っている人
店内POP・店頭黒板 いま来ている人・通る人
LINE 一度来た人

これで、4つの相手すべてに1回で届きます。

告知の順番を決めておく

毎回考えると止まるので、順番を固定します。

  1. 写真を1枚撮る
  2. GBPの投稿に出す(いちばん来店に近い)
  3. SNSのフィードに出す
  4. ストーリーズと店内POPに出す
  5. LINEは、月にまとめて1回

5分で終わります。

出すのは「始まる前」

限定メニューは、始まってから告知すると間に合いません。

「来週から始まります」と先に出すと、その週の来店理由になります。終わりの日も書いてください。期限があるほうが判断が早くなります。

何を宣伝するか(ネタが尽きる店へ)

告知するものが無いのではなく、決めていない

「宣伝することがない」という店は多いですが、実際には決めていないだけです。

ネタ 出し方
季節の食材 「今週から〇〇が入ります」
限定メニュー 1日〇食・この時期だけ
仕込みの様子 手間をかけている工程
営業日の変更 臨時休業・年末年始
新しい席・設備 個室ができた、電源が付いた
混雑の目安 「金曜19時は満席になりやすい」

限定メニューは「入れ替え」で作る

新しいメニューを足し続けると、仕込みもロスも提供時間も増えます。

限定は足し算ではなく入れ替えで作ってください。既存の1品を止めて、季節のものを入れる。それだけで告知のネタになります。

1年分の告知を、先に決めておく

毎月考えるから止まります。年に1回、まとめて決めてください。

時期 出す内容
1〜2月 鍋・温かいもの、閑散期の平日限定
3〜4月 歓送迎会のコース(2月には告知を始める
5〜6月 母の日・父の日、梅雨の平日対策
7〜8月 冷たいもの、夏休みの家族利用、お盆の営業日
9〜10月 秋の食材、行楽シーズン
11〜12月 忘年会(10月から告知)、年末年始の営業日

宴会シーズンは、2ヶ月前から告知が要ります。 12月に忘年会の案内を出しても、幹事はもう店を決めています。

「混雑の目安」は、意外と効く

「金曜の19時は満席になりやすいので、18時か21時が入りやすいです」

こうした案内は、空いている時間へ客を動かせます。 席数は変わらないのに、埋まり方が変わります。

宣伝文は、型を決めれば書ける

伝わらない書き方には、共通点がある

宣伝文で伝わらないのは、主語が店になっているときです。

伝わらない 伝わる
こだわりの食材を使用しています 朝どれの〇〇を、その日だけ出します
心を込めておもてなしします 一人でも入りやすいカウンターがあります
美味しい料理をご用意 ランチは1,000円前後。12時台は10分待ちます
皆様のご来店をお待ちしております 金曜は満席になりやすいので、ご予約ください

左は店が言いたいこと、右は客が知りたいことです。

書く順番

そのまま使える告知の型

1行目:何が、いつから、いつまで

2行目:どんなときに頼まれるか(一人で/〆に/お土産に)

3行目:価格

4行目:予約の要否と、営業時間

この4行で足ります。 こだわりを長く書くより、行けるかどうかが分かるほうが来店に近いです。

費用0円でできることから、順にやる

お金をかける前に、終わっていないことがある

宣伝の順番は、費用と効きやすさで決まっています。

やること 費用 期間
1 Googleビジネスプロフィールを埋める 0円 2時間
2 料理写真を撮り直す 0円 週1回15分
3 口コミの導線を作る(伝票にQR) 印刷代 1〜3ヶ月
4 口コミに全件返信する 0円 継続
5 店頭に価格が分かる掲示を出す 数千円 即日
6 LINE公式アカウントを作る 0円〜 1日
7 SNSを週2回に固定する 0円 継続
8 ポスティング 3〜7円/枚 3回で1周
9 有料広告・グルメサイト有料枠 変動

1〜7が終わる前に、8以降へお金を使わないでください。

有料の宣伝は、受け皿が整っている店ほど効きます。 逆に、Googleマップが空欄で口コミが5件の状態で広告を出すと、連れてきた人を最後で落とします。

効果の測り方

何が効いたか分からない状態を作らない

宣伝を同時に5つ始めると、何が効いたか永久に分かりません。

見る数字は、これだけで足ります。

数字 どこで見る
ルート検索の回数 GBPの管理画面(ほぼ来店確定)
電話の回数 同上
月の客数 レジの伝票枚数
客単価 売上÷客数
予約時の「どこで知ったか」 選択式で聞く

比べるのは3ヶ月前

1ヶ月では、天気や連休の影響のほうが大きく出ます。

3ヶ月前の同じ期間と比べてください。 飲食店は季節の波が大きいので、前年同月と並べるとさらに見やすくなります。

変えるのは、一度に1つ

宣伝を一斉に始めたくなりますが、同時に動かすと原因が分かりません。

1ヶ月に変えるのは1つ、多くても2つにしてください。効いた手段が分かれば、翌月からそこへ寄せられます。分からないまま続けるのが、いちばん費用を無駄にします。

例外は、この記事の「0円でできる7つ」です。これらは効果測定の対象ではなく、前提なので、まとめて終わらせて構いません。

「どこで知ったか」は、選択式で聞く

自由記述だと答えてもらえません。

予約時に「Google/Instagram/チラシ/紹介」の4択で聞くだけで、次にどこへ費用をかけるかが決まります。

やってはいけない宣伝

一度やると、戻すのに時間がかかる

短期で結果を出そうとしたときに起きる事故です。

やりがちなこと 何が起きるか
店舗名にキーワードを足す ガイドライン違反。プロフィール停止
フリー素材の料理写真 「写真と違った」が低評価になる
特典と引き換えの投稿依頼 表示が無ければステマ規制違反
口コミを書いたら割引 Googleの規約違反
他店の写真を使う 著作権の問題
「日本一」「No.1」 根拠が無ければ景品表示法の問題

特典と引き換えの投稿には、表示が要る

2023年10月から、事業者が依頼して書かせた投稿にそれと分かる表示がない場合、景品表示法違反(ステルスマーケティング規制)にあたります。

「投稿してくれたら1杯サービス」自体は可能ですが、「#PR」を入れてもらうことを店側から明示的に伝えてください。

Googleの口コミは、対価を渡さない

Instagramと違い、Googleの口コミは対価と引き換えの依頼そのものが規約違反です。

「口コミを書いたら10%オフ」は使えません。声をかけること自体は問題ないので、特典を付けずに、全員に同じ案内をしてください。

よくある質問

Q
宣伝は何から始めればいいですか?
A

Googleビジネスプロフィールを埋めるところからです。 費用0円で、いま探している人に直接届きます。カテゴリ・営業時間・メニュー・価格・入口の写真を入れるだけで、2時間ほどで終わります。SNSやチラシは、その後で構いません。

Q
SNSは何をやるべきですか?
A

飲食店ならInstagram1つで足ります。 複数のSNSに同じ内容を出しても、届く相手はほぼ重なります。それより、Googleマップと口コミという別方向を押さえるほうが効きます。運用の形は飲食店のインスタ集客術にまとめました。

Q
チラシはもう効きませんか?
A

住宅地に近い店では、いまも効きます。 ただし広く1回撒くのではなく、狭い範囲に3回が原則です。1回目では認知されません。効きにくいのは、繁華街のように住民が少ない立地です。

Q
グルメサイトの有料掲載はやるべきですか?
A

Googleマップと口コミを固めてからで構いません。 有料掲載は「そのサイトに来た人」にしか届きません。先に無料枠で載せて、流入が実際にあるかを見てから判断してください。

Q
宣伝しても反応がありません。何を疑うべきですか?
A

受け皿を疑ってください。 宣伝を見た人は、店名で検索します。そこでGoogleマップが空欄だったり、口コミが5件だったり、SNSが半年止まっていると、そこで止まります。知らせる部分より、行けるようにする部分が抜けていることが多いです。

Q
何を宣伝すればいいか分かりません。
A

季節の食材と、限定メニューの入れ替えで十分です。 「今週から〇〇が入ります」だけで告知になります。新メニューを足し続けると仕込みとロスが増えるので、足し算ではなく入れ替えで作ってください。

Q
宣伝にどのくらいお金をかけるべきですか?
A

0円でできる7つが終わるまでは、かけなくて構いません。 GBP、写真、口コミの導線、全件返信、店頭掲示、LINE、SNSの固定。ここが終わったうえで、費用をかける段階の考え方は飲食店の広告戦略にまとめています。

Q
効果はどうやって測ればいいですか?
A

GBPのルート検索と電話の回数を見てください。ほぼ来店に直結します。あわせて予約時に「どこで知ったか」を4択で聞くと、次にどこへ費用をかけるかが決まります。比べるのは3ヶ月前、または前年同月です。

Q
「口コミを書いたら割引」はやっていいですか?
A

Googleの口コミについては規約違反です。 対価と引き換えの依頼が禁止されています。声をかけること自体は問題ないので、特典を付けずに全員へ同じ案内をしてください。Instagramの投稿依頼は可能ですが、「#PR」の表示が必要です。

まとめ

  • 宣伝が効かない原因は手段の数ではなく、届く相手が重なっていること
  • 相手は探している人・近くにいる人・まだ知らない人・すでに知っている人の4つ
  • 優先順位は上から。 探している人がいちばん来店に近い
  • 最優先はGoogleビジネスプロフィール。費用0円・2時間
  • 店舗名にキーワードを足すのは違反
  • 近くにいる人には、価格が分かる店頭掲示とポスティング(狭い範囲に3回)
  • SNSは発見より確認。半年止まっていると営業していないと思われる
  • SNSのフォローは連絡手段ではない。 LINEを1つ持つ
  • 告知はGBP・SNS・店内POP・LINEの4か所で同時に出す
  • 宣伝文は客が知りたいことを書く。4行で足りる
  • 0円の7つが終わるまで、有料の宣伝に手を出さない
  • 測るのはルート検索と電話。比べるのは3ヶ月前
  • 特典と引き換えの投稿は「#PR」の明示。口コミへの対価は規約違反

宣伝は、声を大きくすることではありません。

届く相手を決めて、そこに合った手段を選ぶことです。

いま探している人に当たっていないなら、SNSの投稿を増やしても数字は動きません。まず地図の上で見つかる状態を作ってください。そこが埋まると、他の宣伝も効き始めます。

見つかった後で、選ばれるかどうかは口コミで決まります

PLUSWEBの「口コミPLUS」は、口コミを集めるのは店舗のスタッフという前提に立ったサービスです。

「なぜ口コミが必要なのか」をスタッフと共有し、お客様にお願いできる状態になるまでを支援します。届いた口コミへは全件返信を代行します。

地図に出るところまでは設定で届きます。ただし、同じ検索で並んだとき、3件の店と200件の店では選ばれ方が違います。

飲食店の実例として、口コミ283件から3,600件超まで積み上がった店舗があります。集め方は評価による出し分け(レビューゲーティング)を行わない設計です。

「宣伝しているのに反応がない」
「Googleの口コミが二桁で止まっている」

そうしたご相談だけでも構いません。近隣の競合と口コミ件数を比べたうえで、何が足りないかをお伝えします。

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