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飲食店の悪い口コミ対処法|星1への返信例文と、書かれにくい店の作り方

星1が付いた翌朝、営業前に何度もスマホを開いてしまう。
書かれた内容に心当たりがない日もあれば、思い当たる日もある。

飲食店の口コミが他業種と違うのは、「好み」と「落ち度」が同じ星1の中に混ざっていることです。

味が口に合わなかった星1と、30分待たせた星1。
この2つに同じ返信をしてはいけません。 前者に謝ると、読んだ人には「味が良くない店」と伝わります。

この記事では、飲食店の低評価を4つに分けて、どれに謝り、どれに謝らないかをはっきりさせます。

私たちは口コミPLUSで、飲食店を含む店舗のスタッフがお客様に口コミをお願いできる状態づくりを支援し、届いた口コミへの全件返信を代行しています。現場で起きていることをそのまま書きます。

なお、悪い口コミを書く人の心理そのもの悪い口コミを書く人の心理と対処法にまとめています。この記事は飲食店に固有の事情に集中します。

この記事を書いた人

株式会社WEBRIES 代表取締役
小宮 康利

自己紹介
元アフィリエイター。SEOアフィリエイトを武器に「お金借りる」「育毛剤 おすすめ」「わきが対策」などあらゆるBigキーワードにてSEO1位を獲得。2015年に起業後1年で年商1億円を突破。こうした実績を元に、500社以上に対してコンサルティングを行い、現在では自身の会社を運営する傍ら、COO、CMOとして店舗・企業に携わり、企業のWEBマーケティングを支えている。店舗ビジネス向けの集客支援サービスPLUSWEBを運営している。
仕事内容がわかる動画はこちら>

Google口コミが二桁で止まっている方へ

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  • 評価で出し分けない集め方
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\ もんじゃ焼CHICO様 283件→3,600件超 /

飲食店の低評価は4つに分かれる

謝る場面と謝らない場面を、先に分けておく

まずこの分類を頭に入れてください。返信の方向がまるごと変わります。

分類 書かれ方の例 落ち度 謝るか
味・好み 「味が濃い」「口に合わない」 なし 謝らない
待ち時間・オペレーション 「30分待たされた」 あり 謝る
接客・態度 「店員の態度が悪い」 多くの場合あり 謝る
衛生・異物 「髪の毛が入っていた」 重大 即座に謝る

味だけは別扱いです。
他の3つは運用の問題で、店が直せます。味は好みの問題で、直す対象ではありません。

ここを混ぜると、返信がおかしくなります。

味を否定されたときの返信

謝るべきでない場面で謝ると、味が悪い店に見える

いちばん間違えやすいところです。

味に謝ってはいけない理由

口コミ:味が濃すぎて食べきれませんでした。

これに対して、

ご期待に沿えず申し訳ございません。味付けを見直してまいります。

と返すと、読んだ人にはこう伝わります。

「この店は、味が良くないと自分でも認めている」

謝罪は、落ち度を認める行為です。
好みの問題に謝ると、好みの問題が落ち度に変わってしまいます。

正しい返信例

ご来店いただき、ありがとうございます。

お口に合わなかったとのこと、残念に思います。当店は〇〇風のしっかりした味付けを基本としておりますが、ご来店時にお申し付けいただければ、お席で調整も承っております。

次の機会がございましたら、ぜひご注文時にお声がけください。貴重なご意見をありがとうございました。

ポイント

  • 謝らない。 「残念に思います」で受け止めるだけ
  • 店の方針を1行で説明する(開き直りではなく、特徴として)
  • 解決策を出す(調整できる、と伝える)

これを読んだ第三者は、「濃いめが好きなら合いそうだ」と判断できます。
謝るより、はるかに集客につながります。

「まずい」だけの口コミも同じ

口コミ:まずい。二度と行かない。

返信例

ご来店いただき、ありがとうございます。

ご満足いただけなかったとのこと、残念に思います。

どのお料理がお口に合わなかったか、差し支えなければ店舗までお聞かせいただけますと、今後の参考にさせていただきます。

3行で十分です。
短く、感情を入れず、事務的に。長く書くほど、揉めている店に見えます。

待ち時間・接客への返信

こちらは素直に謝る。言い訳を1文字も書かない

味と違い、ここは明確に落ち度です。 素直に謝ってください。

提供が遅かった場合

口コミ:注文から40分待っても料理が来ず、催促してやっと出てきました。

返信例

この度はご不快な思いをおかけし、誠に申し訳ございませんでした。

ご注文の品をお出しするまでにお時間をいただき、さらにお声がけをいただくまで気づけなかったこと、こちらの確認不足です。

当日の状況を確認し、混雑時の提供順とホールの声かけについて、改めて全員で共有いたしました。

ご指摘をいただき、ありがとうございます。

ポイント「当日は満席で」と書かない。
書いた瞬間、謝罪ではなく言い訳になります。原因の説明は「確認不足」までに留めます。

接客態度を指摘された場合

口コミ:店員さんの態度が明らかに面倒くさそうでした。

返信例

この度はご不快な思いをおかけし、申し訳ございませんでした。

ご来店いただいたお客様に、そのように感じさせてしまったことを重く受け止めております。

該当の時間帯の対応について確認し、接客の姿勢を全スタッフで改めて共有いたしました。

貴重なご指摘をありがとうございました。

ポイントスタッフをかばわない。かつ、名指しもしない。
「確認したところ、そのような事実はありませんでした」は最悪です。読んだ人には、客を疑う店に見えます。

混雑時の断りについて書かれた場合

口コミ:予約なしで行ったら冷たく断られた。

返信例

この度はせっかくお越しいただきながら、ご案内できず申し訳ございませんでした。

ご満席の際のお断りの仕方について、ご不快に感じられたとのこと、こちらの伝え方の問題です。

次回以降のご来店方法もあわせてご案内できるよう、対応を改めてまいります。

またの機会がございましたら、ぜひご予約のうえお越しください。

ポイント:断ったこと自体は謝らなくていい。断り方について謝る。

衛生・異物を指摘されたときの初動

ここだけは、他とまったく扱いが違う

異物混入・衛生の指摘は、他の低評価と完全に別枠です。

理由は3つあります。

  1. 読んだ人の来店を最も強く止める内容である
  2. 事実であれば保健所案件になり得る
  3. 事実無根であれば信用毀損として争う余地がある

当日中にやること

1. 事実確認を最優先する

該当日時の記録、担当スタッフ、調理工程を確認します。
返信より先に、事実確認です。

2. 事実だった場合、すぐ謝る

この度は大変ご不快な思いをおかけし、誠に申し訳ございませんでした。

ご指摘の件について確認し、調理および提供工程の見直しを行いました。衛生管理の手順を改めて全スタッフで徹底しております。

直接お詫びをさせていただきたく、お手数ですが店舗までご連絡いただけますと幸いです。

言い訳を1文字も書かない。 ここで少しでも弁解すると、決定的に印象を損ないます。

3. 事実が確認できない場合

ご指摘いただいた件について、当日の記録と調理工程を確認いたしました。

現時点で状況を特定できておりませんが、ご不安を感じさせてしまったことは事実です。

詳しい状況を伺いたく、お手数ですが店舗までご連絡いただけますでしょうか。

「そのような事実はありません」と断言しない。
公開の場で否定すると、争っている店に見えます。「特定できていない」に留め、個別連絡に誘導します。

事実無根が明らかな場合

来店記録がなく、内容も特定できない悪質な投稿であれば、削除申請の対象になり得ます。

根拠のない衛生上の主張は、ポリシー上の「不適切なコンテンツ」に該当する可能性があります。
手順はGoogle口コミ削除依頼の方法と費用にまとめています。

削除できる口コミ・できない口コミ

味への不満は消えない。事実無根の衛生主張は争える
内容 削除の可能性
「まずい」「味が濃い」 消えない(主観的な感想)
「待たされた」「態度が悪い」 消えない(体験に基づく指摘)
「高い」「コスパが悪い」 消えない(感想)
「食中毒を出した」(事実無根) 可能性あり(根拠のない違法行為の主張)
スタッフのフルネーム・容姿への攻撃 可能性あり(個人情報・ハラスメント)
来店していない人物による投稿 可能性あり(虚偽のエンゲージメント)
近隣の競合店による投稿 可能性あり(利益相反)

味と接客への不満は、どれだけ悔しくても削除されません。
Googleは口コミを「体験の率直な記録」として設計しており、店にとって不都合であることは削除理由にならないためです。

一方、事実無根の衛生・違法行為の主張は放置しないでください。影響が大きく、内容によっては法的手段の検討対象にもなります。

食べログとGoogle、どちらを優先するか

見ている人の数が違う

飲食店は口コミの置き場所が多く、手が回らなくなります。優先順位を決めてください。

媒体 誰が見るか
Google口コミ 店名で検索した人・地図で探した人すべて
グルメサイトの口コミ そのサイトを見に来た人だけ
SNS フォロワーとその周辺

Googleは「最後の一押し」を担っています。
グルメサイトで見つけた人も、友人にすすめられた人も、通りがかった人も、最終的に店名でGoogleを開きます。

そこに星3.2が出ているか、星4.5が出ているか。ここが来店の分かれ目です。

優先順位

  1. Google口コミ(母数を積む・全件返信する)
  2. グルメサイト(サイト内順位に効くので返信はする)
  3. SNS

両方を同じ熱量でやると、どちらも続きません。

なお、食べログの口コミ削除については食べログの悪い口コミを削除する方法で別途扱っています。

他媒体の口コミをGoogleに転載しない

良いことが書いてあっても、店側が書き写す行為は実体験に基づかない投稿にあたり違反です。絶対にやらないでください。

繁忙時でも口コミが集まる導線

忙しい日に声をかけられないのが、最大の壁

飲食店の口コミが増えない理由は、ほぼ1つです。忙しくて声をかけられない。

声かけに頼らない導線を1本作る

有効なのは、伝票・レシート・卓上にQRを印刷しておくことです。

声かけができた日は上乗せで効く。できない日もゼロにならない。
この差が積み上がります。

置き場所 効き方
伝票・レシート 会計時に必ず目に入る。最も安定
卓上スタンド 待ち時間に見られる。補助として有効
レジ横POP 単体では弱い。声かけと併用で効く

声をかけられる日の言い方

「本日はありがとうございました。お口に合いましたら、こちらから一言いただけると嬉しいです」

「星5でお願いします」は違反です。 評価の操作にあたります。

なぜ放っておくと低評価だけ溜まるのか

これが本質的な話です。

満足した人は、満足したまま静かに帰ります。
一方、強い不満を持った人は、自発的に書きます。 怒りは行動のエネルギーになるからです。

つまり何もしなければ、口コミ欄は不満だけが溜まる場所になります。

「うちは悪い口コミばかり」の正体はこれです。
悪い店だからではなく、良かったと思った人にお願いしていないからです。

母数が増えると何が変わるか

口コミ数(平均4.5) 星1が1件付いた後
20件 4.5 → 4.33 / 目に見えて下がる
80件 4.5 → 4.46 / わずか
300件 4.5 → 4.49 / ほぼ動かない

私たちがお預かりしている飲食店の実例では、口コミ283件が2年で3,600件超になっています(店名は出せないため業種のみ記載)。

この状態になると、星1が入っても平均はほとんど動きません。
「消さなくても大丈夫な状態」を作るほうが、消すより安くて確実です。

集め方の手順はGoogle口コミの増やし方にまとめています。

評価による選別だけは絶対にしない

「美味しかったと言ってくれた人にだけ口コミをお願いする」——これはレビューゲーティングというGoogleの禁止行為です。

発覚すれば口コミの一括削除、最悪はプロフィール停止に至ります。罰を受けるのは店側です。
詳しくはレビューゲーティングとはを読んでください。

返信が続かない店と、続く店の違い

例文があっても、決めていなければ止まる

例文を保存しても、3ヶ月後にはほぼ全員が止まっています。
理由は文章力ではありません。

止まる原因は3つだけ

原因 起きていること
誰が書くか決まっていない 「気づいた人が」=誰も書かない
いつ書くか決まっていない 「手が空いたら」=営業中に空きはない
溜まると開けなくなる 未返信30件の画面は、開く気力が要る

飲食店はとくに3つ目が効きます。営業中に返信を書ける時間はありません。
だから「気づいたときに」は必ず破綻します。

続けるための最小構成

1. 担当を1人に固定する

店長でも、副店長でも構いません。複数人にしないこと。
「手が空いた人」は機能しません。

2. 曜日と時間を決める

「毎週火曜の仕込み前、15分」

これで十分です。週1回で構いません。
48時間以内が理想ではありますが、続かない毎日より、続く週1のほうが結果は出ます。

3. 通知をオンにする

Googleビジネスプロフィールの口コミ通知を、担当者のスマホに届くようにします。
気づかないのが最大の敵です。

労力を配分する

全部に同じ時間をかけると続きません。

評価 かける時間
星4〜5 1〜2分(テンプレ+口コミの単語を1つ拾う)
星3 3分
星1〜2 一晩置いて翌日書く

低評価は月に数件です。そこにだけ集中すれば、負荷は現実的な範囲に収まります。

返信の型と5分類、続く運用の作り方はGoogle口コミの返信方法で詳しく扱っています。

よくある質問

Q
「まずい」という口コミは削除できますか?
A

できません。 主観的な感想はGoogleのポリシー違反にあたらないためです。返信で誠実に対応し、母数を増やして影響を薄めるのが現実的な対処になります。

Q
味の批判にも謝ったほうがいいですか?
A

謝らないでください。 好みの問題に謝ると、読んだ人には「味が良くないと店も認めている」と伝わります。「残念に思います」で受け止め、味の方針を1行説明し、調整できることを伝えるのが正解です。

Q
事実と違う内容を書かれました。返信で否定していいですか?
A

公開の場で断言するのは避けてください。 事実でも、読んだ人には争っている店に見えます。「状況を特定できておりません」に留め、店舗への直接連絡に誘導してください。並行して削除申請を検討します。

Q
異物混入を書かれました。まず何をすべきですか?
A

返信より先に事実確認です。 該当日時の記録、担当、調理工程を確認してから書きます。事実であれば言い訳を一切書かずに謝罪し、個別連絡に誘導してください。事実が確認できない場合も、否定せず「特定できていない」に留めます。

Q
常連客に口コミをお願いするのは問題ありますか?
A

問題ありません。報酬や特典と引き換えにしなければ、依頼自体は違反ではありません。ドリンクサービスなどの見返りを付けた時点で違反になります。

Q
食べログとGoogleの両方に返信すべきですか?
A

理想は両方ですが、続かないなら Google を優先してください。 店名で検索した人全員に見えるのはGoogleです。

Q
繁忙時に声をかけられません。どうすればいいですか?
A

伝票やレシートにQRを印刷してください。 声かけに依存しない導線が1本あれば、忙しい日でもゼロになりません。声かけできた日は上乗せで効きます。

Q
星1が付いた日、スタッフにどう共有すればいいですか?
A

個人を名指しして朝礼で共有しないでください。 見せしめになり、他のスタッフも萎縮します。運用の課題として「この時間帯の声かけを変える」という形で共有するのが健全です。

まとめ

  • 飲食店の低評価は味・待ち時間・接客・衛生の4つ。返し方がそれぞれ違う
  • 味には謝らない。 謝ると「味が良くない店」と認めたことになる
  • 待ち時間・接客は素直に謝る。 「当日は満席で」は言い訳に見える
  • 衛生・異物は別枠。返信より先に事実確認、そして言い訳を書かない
  • 「そのような事実はありません」と公開の場で断言しない
  • 味・接客への不満は消えない。事実無根の衛生主張は争える
  • Googleを主、グルメサイトを従と決める。両方は続かない
  • 忙しくて声をかけられない日のために、伝票QRの導線を1本持つ
  • 放置すると不満だけが溜まる。良かった人にお願いしていないだけ

飲食店の口コミは、毎日採点されているようなものです。
全部に一喜一憂すると、営業が持ちません。

謝るものと、謝らないものを分ける。
それだけで、口コミは怖いものではなくなります。

返信と口コミ集めを、店の外に出したい方へ

PLUSWEBの「口コミPLUS」は、届いた口コミへの返信を全件代行しています。
味へのご指摘も、厳しい星1も、店の立場で私たちが書きます。

口コミの集め方も、評価による出し分け(レビューゲーティング)を行わない設計です。全員に同じ導線を出したうえで母数を積み上げます。

「営業が忙しくて、返信が何ヶ月も溜まっている」
「星1が付くたびに、その日の営業に響いてしまう」

そうしたご相談で構いません。
いまの口コミの状況を拝見して、何から手をつければいいかをお伝えします。

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