Google口コミ削除依頼の方法と費用|通る条件・却下後の手順まで解説

星1の口コミが1件付いただけで、その日の営業が手につかなくなる。
書かれた内容に覚えがない。あるいは、事実と違う。
その気持ちは、消す方法を探すのに十分な理由です。
ただ、最初に正直なことを書きます。
Google口コミの大半は削除できません。
削除されるのは「Googleのポリシーに違反している」と判定されたものだけで、内容が事実か嘘か、店にとって不利かどうかは判断基準に入っていません。
私たちは削除代行を売っていません。口コミを集めて返信する側の会社です。
だからこそ、通らない申請に時間とお金を使わないでほしいという立場で、この記事を書いています。
削除できるものは確実に削除する。できないものは別の手を打つ。
その線引きを、この記事で全部お伝えします。

株式会社WEBRIES 代表取締役
小宮 康利
自己紹介
元アフィリエイター。SEOアフィリエイトを武器に「お金借りる」「育毛剤 おすすめ」「わきが対策」などあらゆるBigキーワードにてSEO1位を獲得。2015年に起業後1年で年商1億円を突破。こうした実績を元に、500社以上に対してコンサルティングを行い、現在では自身の会社を運営する傍ら、COO、CMOとして店舗・企業に携わり、企業のWEBマーケティングを支えている。店舗ビジネス向けの集客支援サービスPLUSWEBを運営している。
仕事内容がわかる動画はこちら>
\ 集めるのはスタッフ。返信は全件代行 /
Google口コミが増え続ける仕組みを、店舗に

- 評価で出し分けない集め方
- AIによる口コミ返信サポート
- MEO対策までサポート
\ もんじゃ焼CHICO様 283件→3,600件超 /
Google口コミを削除する3つの方法と費用相場
先に全体像です。方法は3つしかありません。
| 方法 | 費用 | 期間 | 成功率 | 向いているケース |
|---|---|---|---|---|
| ①自分でGoogleに申請 | 無料 | 数日〜2週間 | ポリシー違反なら中〜高 | まず全員がここから |
| ②弁護士に依頼 | 30〜60万円(着手金+報酬) | 数ヶ月〜1年 | 違法性が明確なら高 | 名誉毀損・営業妨害レベル |
| ③削除業者に依頼 | 1件10〜100万円 / 月額2〜4万円 | 業者による | 不透明 | 慎重な検討が必要 |
順番が大事です。
①を試さずに②③へ行くのは、お金の捨て方としてはかなり効率が悪い。無料で通るものに数十万円を払うことになります。
そして①が却下されたものは、②でも通らないことが多い。理由は後述します。
削除できる口コミ・できない口コミの境界
ここが最重要です。ここを誤解したまま申請するから、9割が却下されます。
Googleの判断基準は「ポリシー違反かどうか」だけ
Googleはマップユーザー投稿コンテンツのポリシーで、削除対象となるコンテンツを定めています。
判定されるのはこの基準に当たるかどうかであって、次のことは一切考慮されません。
- その内容が事実かどうか
- 店がどれだけ困っているか
- 星1が経営に打撃を与えているか
- 投稿者が本当に来店したかどうか(証明できない限り)
「嘘を書かれた」だけでは消えません。ここが最もつらいところです。
削除される可能性が高い口コミ
ポリシー上、明確に禁止されているものです。該当するなら申請してください。
| 分類 | 具体例 |
|---|---|
| 関連性のないコンテンツ | 来店体験と無関係な政治的主張、店と関係ない不満 |
| 虚偽のエンゲージメント | 来店していない人の投稿、報酬を受けた投稿、複数アカウントからの連投 |
| 個人情報 | スタッフの実名・顔写真・連絡先を同意なく記載 |
| ハラスメント・ヘイト | 特定個人への攻撃、脅迫、人種・性別などへの侮蔑 |
| 不適切なコンテンツ | 根拠のない犯罪行為の主張(「食中毒を出した」等) |
| 宣伝・勧誘 | 競合店の宣伝、営業目的のURL・連絡先 |
| 性的・暴力的な表現 | わいせつ表現、露骨な暴力描写 |
| 不明確なコンテンツ | 意味をなさない文字列、繰り返し投稿 |
削除されない口コミ
一方、これらはどれだけ悔しくても消えません。
- 「まずかった」「態度が悪い」などの主観的な感想
- 星だけで本文がない低評価
- 事実に基づくネガティブな指摘(実際に待たせた、実際にミスがあった)
- 誇張や記憶違いを含むが、体験に基づいている内容
- 元従業員や取引先による投稿(関連性がないと判定されない限り)
Googleは口コミを「利用者の率直な体験の場」として設計しています。
店にとって不都合であることは、削除理由になりません。
実際の口コミで判定してみる
境界は文章で読むより、実例で見たほうが早いです。
| 実際の口コミ(例) | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 「二度と行きません。最悪」 | 消えない | 主観的な感想。違反にあたらない |
| 「1時間待たされた。説明もなし」 | 消えない | 体験に基づく事実の指摘 |
| 「ここは食中毒を出した店です」(事実無根) | 可能性あり | 根拠のない犯罪・違法行為の主張 |
| 「受付の田中という女は態度が悪い」 | 可能性あり | 個人を特定できる情報+個人攻撃 |
| 「〇〇店のほうが安くて美味しいですよ」 | 可能性あり | 競合の宣伝・関連性のないコンテンツ |
| 「政治家の〇〇はけしからん」 | 可能性が高い | 来店体験と無関係 |
| 「行ったことないけど評判悪そう」 | 可能性が高い | 実体験に基づかない投稿 |
同じ「ひどい店だ」という主張でも、感想として書かれていれば消えず、事実の主張として書かれていれば消える余地が出ます。
業種によって出やすい違反は違う
現場で見ていると、業種ごとに傾向があります。
- クリニック・整骨院 … 治療結果への不満は消えにくい。一方、スタッフの実名や、他の患者の情報が書かれているケースは個人情報として申請できる
- 飲食店 … 味の評価は消えない。「異物が入っていた」「食中毒」など、事実として書かれた衛生上の主張は、虚偽であれば争える
- 美容室・サロン … 仕上がりの不満は消えない。担当者個人への人格攻撃は申請対象になり得る
- 小売・BtoB … 元従業員・取引先による投稿が多く、利益相反として申請できる場合がある
判定に迷ったときの質問
申請する前に、この3つを自分に問うてください。
- その口コミは、上の表のどの分類に当たるか?(言えないなら通りません)
- ポリシー違反だと、第三者が読んでも分かるか?
- 「不快だ」以外の言葉で、違反内容を説明できるか?
3つとも答えられるなら、申請する価値があります。
答えられないなら、削除ではなく返信で対処するほうが結果は出ます。
方法①:自分でGoogleに削除申請する(無料)
全員がまずここからです。 無料で、数分で終わります。
手順1:Googleビジネスプロフィールから報告する
もっとも一般的な方法です。
- Googleマップアプリ、またはGoogle検索で自店の管理パネルを開く
- 「クチコミ」を選ぶ
- 対象の口コミの右にある「︙」(その他)をタップ
- 「クチコミを報告」を選ぶ
- 該当する違反の分類を選んで送信
ここで選ぶ分類が結果を左右します。
「不適切」を漠然と選ぶより、前述の表で特定した分類を正確に選んでください。
手順1の別ルート:Googleマップ・検索結果から報告する
オーナー確認が済んでいない場合や、管理画面に入れない場合は、一般ユーザーと同じ経路からも報告できます。
Googleマップから
- Googleマップで自店を検索して開く
- 「クチコミ」タブから対象の口コミを表示
- 口コミ右上の「︙」→「クチコミを報告」
Google検索から
- Googleで店名を検索し、右側(スマホでは上部)のナレッジパネルを表示
- 「クチコミ」から対象の口コミを開く
- 同じく「︙」→「クチコミを報告」
内容は同じですが、オーナーアカウントから報告したほうが文脈は伝わりやすいです。可能ならオーナー確認を済ませてから申請してください。
手順2:クチコミ管理ツールから状況を確認する
申請した内容は、Googleのクチコミ管理ツールで進行状況を確認できます。
- 審査中 … 判定を待っている状態
- 削除済み … 申請が通った
- 違反なし … 却下された
手順3:結果を待つ
通常は数日〜2週間です。自動判定で即座に消えることもあれば、人による審査に回って時間がかかることもあります。
申請するときのコツ
- 1件ずつ申請する。 まとめて大量に報告すると、逆にスパム扱いされます
- 同じ口コミを何度も連続で報告しない。 判定は変わりません
- 感情的な補足を書かない。 判定するのはポリシー適合性だけです
- スクリーンショットを残しておく。 後で弁護士に相談する場合の材料になります
申請が却下されたときにやること
「違反なし」と返ってきた。ここからが本番です。
申請が通らない5つの理由
却下されたケースを見ていくと、原因はほぼこの5つです。
| 却下の理由 | 起きていること |
|---|---|
| 1. そもそもポリシー違反ではない | 主観的な感想・事実に基づく指摘。最も多い |
| 2. 選んだ違反分類が的外れ | 個人情報の記載なのに「不適切」で報告している |
| 3. 違反が読み取れない | 文脈を知る店側にしか分からない。第三者には普通の口コミに見える |
| 4. 虚偽だと証明できない | 「嘘だ」と主張しても、Googleは事実認定をしない |
| 5. 感情的な補足だけ送っている | 「営業妨害で困っています」は判定材料にならない |
1が圧倒的に多いです。つまり、多くの場合は申請の書き方の問題ではなく、そもそも削除対象ではないということです。
そして4は特に重要です。Googleは裁判所ではないので、どちらの言い分が正しいかを審理しません。「事実と違う」という主張だけでは動きません。事実認定が必要なら、法的手段(方法②)の領域になります。
再申請は有効か
同じ内容での再申請は、ほぼ意味がありません。
同じ基準で同じ判定が出ます。
ただし、次の場合は再申請に意味があります。
- 最初に選んだ分類が間違っていた(「不適切」→「個人情報」など、正確に選び直す)
- 新しい事実が判明した(同一人物による複数投稿が分かった、など)
- 口コミが編集されて内容が変わった
オーナー向けサポートに問い合わせる
管理画面からGoogleのサポートに直接連絡できます。
自動判定では拾えない文脈(例:「この投稿者は競合店の経営者である」)を説明できる場合、人による再審査につながることがあります。
期待値は高くありませんが、無料でできる最後の手段です。
ここで一度立ち止まる
無料の手を尽くしても消えない。この時点で、選択肢は2つです。
- 費用をかけて法的手段に進む(違法性が明確な場合のみ意味がある)
- 削除を諦めて、別の方法で影響を減らす(大半のケースで、こちらが正解)
判断の分かれ目は「違法かどうか」です。不快なだけでは、裁判所も動きません。
方法②:弁護士に依頼して削除する
Googleの社内基準では消えなくても、法的に違法と評価されれば削除させられる場合があります。
費用の相場
| 項目 | 相場 |
|---|---|
| 法律相談 | 無料〜1万円 |
| 着手金(削除請求) | 15〜30万円 |
| 報酬金(削除成功時) | 15〜30万円 |
| 発信者情報開示(投稿者特定) | 別途30〜60万円 |
| 損害賠償請求 | 別途 |
削除だけで30〜60万円、投稿者を特定して損害賠償まで進むと100万円を超えることも珍しくありません。
どういう場合に通るのか
代表的なのは名誉毀損です。成立には、おおむね次の要素が必要とされます。
- 公然と(不特定多数が見られる状態=Google口コミは該当)
- 事実を摘示し(「まずい」という評価ではなく「食中毒を出した」といった事実の主張)
- 社会的評価を低下させた
ポイントは「事実の摘示」です。
「態度が悪い」は意見・論評であり、名誉毀損は成立しにくい。
「無資格の人間が施術している」は事実の主張であり、それが虚偽なら成立の余地があります。
営業妨害(偽計業務妨害)や信用毀損が問題になる場合もあります。
手続きの流れ
- 弁護士に相談し、違法性の見込みを判定してもらう
- Googleへ任意の削除請求(送信防止措置依頼)
- 応じない場合、投稿記事削除の仮処分を裁判所に申し立てる
- 裁判所が認めれば、Googleが削除する
投稿者を特定したい場合は、発信者情報開示命令という手続きを使います。
これは2021年の法改正で新設され、2022年10月1日から利用できるようになった非訟手続で、従来より手続きが簡素化されました。
なお、旧「プロバイダ責任制限法」は2024年の改正で「情報流通プラットフォーム対処法」に名称・内容が変更され、2025年4月1日に施行されています。大規模プラットフォーム事業者に削除申出への対応期間の明示などが求められるようになりました。
期間
数ヶ月から1年を見込んでください。
仮処分でも1〜3ヶ月、開示請求を経て損害賠償まで進むと年単位です。
その間、口コミは表示され続けます。
弁護士に頼むべきかの判断
正直に言えば、多くの店舗にとっては費用対効果が合いません。
40万円かけて星1を1件消しても、翌月にまた星1が付けば振り出しです。
一方、明確な誹謗中傷・虚偽の犯罪行為の主張・スタッフ個人への攻撃であれば、金額に関わらず進めるべきです。放置すれば従業員が辞めます。
金額の問題ではなく、内容の性質で判断してください。
方法③:削除業者に依頼する
「Google口コミ 削除 業者」で検索すると、多数の会社が出てきます。
ここは最も注意が必要な領域です。
費用の相場
- 単発型:1件あたり1〜10万円
- 月額型:月2〜4万円(監視・返信・申請代行を含む)
- 成果報酬型:初期費用0円、削除できたら課金
見極めたい業者の特徴
次のような業者は、慎重に検討してください。
「100%削除できます」「即日削除」とうたう
Googleの判定基準は非公開で、外部の会社が結果を保証できる仕組みは存在しません。
保証できるとすれば、通常とは違う手段を使っているということです。
削除の方法を具体的に説明しない
「独自のルートがあります」「ノウハウなので開示できません」という説明が返ってくる場合、何をされるか分からないまま料金を払うことになります。
弁護士資格なしに法的手続きを代行しようとする
報酬を得る目的で法律事務を扱えるのは弁護士だけです(弁護士法72条)。
「削除交渉を代行します」という表現には注意が必要です。
正当な業者もある
一方で、申請の分類を適切に選び、違反該当性を整理して申請を代行するサービスは、実務的に価値があります。忙しい店舗が自力でやるより通る確率は上がります。
見分ける質問はひとつです。
これに具体的に答えられる会社なら、まっとうです。
「プロフィールごと削除」の正体とリスク
削除業者の提案で、ときどきこういうものがあります。
技術的には、確かに口コミは消えます。
ただし、何が起きるかを正確に理解してから判断してください。
同時に失うもの
| 失うもの | 影響 |
|---|---|
| 過去の良い口コミ全部 | 星5も一緒に消える。積み上げがゼロに戻る |
| 累積の評価と件数 | 「口コミ300件・星4.5」が「0件」になる |
| MEOの順位 | 蓄積した評価がリセットされ、検索順位が落ちる |
| 写真・投稿・営業情報 | 登録し直しになる |
| オーナー確認 | 再度ハガキ等での確認手続きが必要 |
星1を3件消すために、星5を200件捨てることになります。
さらに大きなリスク
同じ店舗の重複プロフィールを作る行為は、Googleのガイドライン違反です。
一時的に消えても、Googleが同一店舗と判定すれば統合されたり、プロフィールが停止されることがあります。停止されれば、Googleマップから店舗そのものが消えます。
そして重要なのは、罰を受けるのは施策を実行した店舗側だということです。業者ではありません。この構造はレビューゲーティングとまったく同じです。
この提案を受けたら、断ってください。 短期的に見た目は良くなりますが、店の資産を丸ごと賭けています。
3つの方法の選び方
判断の順序はこうです。
ステップ1:ポリシー違反に当たるか
前述の表で分類できる → ①自分で申請(無料)
分類できない → ステップ2へ
ステップ2:違法と言えるか
虚偽の事実が書かれている/個人への誹謗中傷/業務妨害レベル → ②弁護士に相談
そこまでではない(主観的な不満・事実に基づく指摘) → ステップ3へ
ステップ3:削除以外の手を打つ
ここに来る口コミが、実はいちばん多いです。
消えないものにこだわり続けるより、次の章の方法に切り替えるほうが確実です。
費用対効果を数字で見る
星1を1件消すのに40万円。この金額を別の使い方をした場合と比べてみます。
| 使い道 | 結果 |
|---|---|
| 弁護士に依頼して星1を1件削除 | 星1が1件減る。翌月また付けば振り出し |
| 口コミを集める仕組みに投資 | 母数が増え、星1が付いても平均が動かなくなる |
削除は「1件ずつ、その都度」。仕組みは「一度作れば効き続ける」。
ここが決定的な差です。
削除できない口コミへの現実的な対処
消えない口コミが残ったとき、打てる手は3つあります。
1. 返信して、読んだ人の受け取り方を変える
口コミは消えませんが、その下に何が書いてあるかは店が決められます。
検討中の人は、低評価そのものより低評価への対応を見ています。
感情的にならず、事実だけを静かに置き、誠実に返す。これだけで印象は大きく変わります。
具体的な書き方とコピペで使える例文はGoogle口コミの返信方法にまとめました。特に、事実無根の口コミへの返し方は間違えると逆効果になるので、そちらを読んでから書いてください。
2. 母数を増やして、1件の重みを下げる
星1が1件付いたときの平均への影響は、すでにある口コミの数で決まります。
| 既存の口コミ数 | 星1が1件付いたときの平均の下落 |
|---|---|
| 10件(平均4.5) | 4.5 → 4.18 / 目に見えて下がる |
| 50件(平均4.5) | 4.5 → 4.43 / わずかに下がる |
| 300件(平均4.5) | 4.5 → 4.49 / ほぼ動かない |
同じ星1でも、土台の厚さで打撃がまったく違います。
私たちがお預かりしている店舗の実例です。店名は出せないので業種だけ書きます。
- 飲食店:口コミ283件 → 3,600件超(2年間)
- 歯科医院:口コミ17件 → 630件
この状態になると、星1が入っても平均はほとんど動きません。
「消さなくても大丈夫な状態」を作るほうが、消すより安くて確実です。
集め方の具体的な手順はGoogle口コミの増やし方にまとめています。
3. ただし、集め方を間違えないこと
ここで絶対にやってはいけないのが、高評価の人だけをGoogleへ誘導する運用です。
「アンケートで満足と答えた人だけ口コミをお願いする」という仕組みは、Googleが明確に禁止しています。発覚すれば口コミの一括削除やプロフィール停止につながり、削除どころの話ではなくなります。
詳しくはレビューゲーティングとはを読んでください。
クリニック・病院で悪い口コミが集まりやすい構造については病院に悪い口コミを書く人の心理と対処法で扱っています。
口コミが勝手に消えた・減った場合
申請していないのに口コミが減ることがあります。慌てる前に、原因を切り分けてください。
Googleによる一斉削除
Googleは定期的に、ポリシー違反と判定した口コミを一括で削除しています。不正な投稿の取り締まりが強化されるタイミングで、多数の店舗の口コミが同時に減ることがあります。
過去に実際に起きた事例についてはGoogle口コミが削除されている件についてでも触れています。
このとき減るのは、多くの場合「不自然に集められた口コミ」です。
報酬と引き換えに集めた口コミ、業者経由の口コミ、同一端末からの連続投稿などが対象になります。
心当たりがないのに大量に消えた場合は、過去に使ったツールや業者の集め方を確認してください。とくに、高評価だけを選んで誘導するレビューゲーティングは一括削除の典型的な対象です。
投稿者本人が削除した
投稿者はいつでも自分の口コミを編集・削除できます。返信をきっかけに本人が取り下げることもあります。
表示上の遅延
一時的に反映が遅れているだけの場合もあります。数日待って戻るなら、この可能性が高いです。
自分が書いた口コミを削除したい場合
店舗側ではなく、自分が投稿した口コミを消したいという方向けです。
自分の口コミであれば、申請不要でいつでも削除できます。
- Googleマップアプリを開く
- 右下のアカウントアイコンをタップ
- 「マイプロフィール」→「クチコミ」を開く
- 対象の口コミの「︙」から「削除」を選ぶ
パソコンの場合は、Googleマップのメニューから「マイプレイス」→「クチコミ」で同じ操作ができます。
なお、店舗から削除を依頼されても応じる義務はありません。
逆に、店舗側が投稿者に削除を強要すると別の問題になります。返信欄で削除を求めるのは避けてください。
よくある質問
Google口コミは何度も削除依頼できますか?
できますが、同じ内容での再申請は結果が変わりません。 意味があるのは、選ぶ違反分類を変えた場合、新しい事実が判明した場合、口コミ本文が編集された場合です。何度も連続で報告すると、こちらがスパム扱いされる可能性があります。
Google口コミで誰が書いたか分かりますか?
店舗側から投稿者を特定することはできません。表示名は本名とは限らず、Googleは投稿者情報を店舗に開示しません。特定するには発信者情報開示命令という裁判手続きが必要で、弁護士への依頼と30〜60万円程度の費用がかかります。
星だけの口コミ(コメントなし)は削除できますか?
原則として削除できません。 星評価だけの投稿はポリシー違反に当たらないためです。ただし、来店実態のない人物による投稿や、複数アカウントを使った組織的な低評価と判断されれば、削除される可能性があります。星だけの低評価にも返信は付けられるので、3行程度の短い返信を推奨します。
削除された口コミは復活しますか?
投稿者が異議を申し立て、Googleが判定を覆した場合は復活することがあります。また、投稿者が内容を書き直して再投稿することも防げません。
削除申請したことは投稿者に伝わりますか?
Googleから店舗名を明かして通知されることはありません。ただし、投稿者が自分の口コミが消えたことに気づき、再投稿やSNSでの拡散につながるケースはあります。
従業員や元従業員が書いた口コミは削除できますか?
「利益相反」に当たるとして削除される可能性があります。現従業員・元従業員による自社への投稿は、Googleのポリシー上「虚偽のエンゲージメント」に該当し得ます。申請時にその旨を説明してください。
競合店による嫌がらせの口コミは削除できますか?
競合による投稿は利益相反であり、削除対象になり得ます。ただしそれを証明するのが難しいのが実情です。同一人物が複数店舗に同時期に低評価を付けているなど、パターンが分かる材料があれば申請時に添えてください。
口コミを削除したら星の平均は戻りますか?
戻ります。削除された口コミの評価は平均計算から除外されます。ただし、次の星1が付けばまた下がります。 一件ずつ消し続けるより、母数を増やして影響を受けにくくするほうが持続的です。
「口コミ削除代行」に依頼するのは違法ですか?
サービスの中身によります。申請の代行や文面の整理であれば問題ありません。一方、報酬を得て法的な削除交渉を代行することは弁護士法に抵触するおそれがあります。また、プロフィールごと削除して作り直す手法はGoogleのガイドライン違反です。
まとめ
- Google口コミの削除基準はポリシー違反かどうかだけ。事実か嘘かは判断されない
- 「まずい」「対応が悪い」などの主観的な感想は消えない
- まず無料の①自分で申請から。 ここを飛ばして有料に行くのは損
- 申請時は違反分類を正確に選ぶ。「不適切」を漠然と選ぶと通らない
- 弁護士は30〜60万円・数ヶ月〜1年。違法性が明確な場合のみ意味がある
- 「100%削除」「即日削除」をうたう業者は手段を確認する
- プロフィールごと削除は絶対に避ける。 良い口コミも消え、停止リスクを負う
- 消えない口コミには返信で対応し、母数を増やして薄めるのが最も確実
消したい気持ちは当然です。私たちも相談を受けるたびにそう思います。
ただ、削除に使う数十万円と数ヶ月は、戻ってきません。
同じ資源を「悪い口コミが1件入っても揺るがない状態」を作ることに使えば、それは今後ずっと効き続けます。
星1が怖いのは、口コミが少ないからです。
土台が厚くなれば、星1は「たまにあること」に変わります。
消せない口コミに、消耗し続けないために
PLUSWEBの「口コミPLUS」は、削除代行のサービスではありません。
口コミを継続的に集め、届いた口コミに全件返信する仕組みを提供しています。
そして集め方は、評価による出し分け(レビューゲーティング)を行わない設計です。全員に同じ導線を出したうえで母数を積み上げます。
「削除申請したが通らなかった」
「業者からプロフィールを作り直す提案をされていて、判断に迷っている」
そうしたご相談だけでも構いません。
いまの口コミの状況を拝見して、削除すべきものと、別の手を打つべきものを切り分けてお伝えします。
