PLUSWEB
飲食店

食べログの口コミを削除する方法|基準と手順

星1が1件ついただけで、その週の予約が目に見えて減った。
書かれた内容に覚えがない。あるいは、来ていない人が書いている気がする。

食べログの口コミは、条件を満たせば削除できます。
Google口コミと違い、食べログには明文のガイドラインがあり、それに違反していれば運営が対応します。

ただし、「星が低いから」「悪く書かれたから」では絶対に通りません。

この記事では、通報が通る条件と、フォームでの具体的な書き方を実務のレベルで書きます。
そのうえで、多くの飲食店が見落としている「食べログとGoogle、どちらに力を割くべきか」という判断まで踏み込みます。

私たちは口コミPLUSで、飲食店を含む店舗のスタッフがお客様に口コミをお願いできる状態づくりを支援し、届いた口コミへの全件返信を代行しています。
現場で起きていることをそのまま書きます。

この記事を書いた人

株式会社WEBRIES 代表取締役
小宮 康利

自己紹介
元アフィリエイター。SEOアフィリエイトを武器に「お金借りる」「育毛剤 おすすめ」「わきが対策」などあらゆるBigキーワードにてSEO1位を獲得。2015年に起業後1年で年商1億円を突破。こうした実績を元に、500社以上に対してコンサルティングを行い、現在では自身の会社を運営する傍ら、COO、CMOとして店舗・企業に携わり、企業のWEBマーケティングを支えている。店舗ビジネス向けの集客支援サービスPLUSWEBを運営している。
仕事内容がわかる動画はこちら>

Google口コミが二桁で止まっている方へ

\ 集めるのはスタッフ。返信は全件代行 /
Google口コミが増え続ける仕組みを、店舗に

  • 評価で出し分けない集め方
  • AIによる口コミ返信サポート
  • MEO対策までサポート

\ もんじゃ焼CHICO様 283件→3,600件超 /

食べログの口コミは削除できるのか

基準に当たれば消える。当たらなければ消えない

結論から書きます。

削除の可能性
ガイドライン違反がある 削除される可能性がある
ガイドライン違反はないが低評価 削除されない
店舗ページごと消したい 原則できない

Google口コミより、食べログのほうが通る余地はあります。
理由は、食べログが自社で明文の口コミガイドラインを持ち、運営が個別に判断しているためです。

一方で、通るかどうかは「どう書いて報告するか」でかなり変わります。 ここが本題です。

まず確認すること

報告する前に、次の3つを確認してください。

  1. その口コミはガイドラインのどの項目に当たるか
  2. 違反だと、第三者が読んでも分かる
  3. 「不快だ」以外の言葉で、違反内容を説明できる

3つとも答えられないなら、通る見込みは低いです。その場合は後述する別の手を打ってください。

削除できる口コミ・できない口コミ

「事実か」ではなく「ガイドラインに当たるか」で決まる

境界をはっきりさせます。

削除される可能性が高いもの

分類 具体例
来店していない投稿 実際に飲食していないのに書かれたもの
誹謗中傷・人格攻撃 特定の従業員への個人攻撃、侮蔑的な表現
個人情報の記載 スタッフの実名・容姿・私生活への言及
事実無根の断定 「食中毒を出した」など、根拠のない衛生・違法行為の主張
店舗と無関係な内容 来店体験と関係のない主張
同一人物による重複投稿 複数アカウントからの連続投稿
業務妨害的な内容 営業を妨げる目的が明らかなもの

削除されないもの

こちらは、どれだけ悔しくても残ります。

  • まずい」「口に合わなかった」などの味の評価
  • 待たされた」「接客が雑だった」など、体験に基づく指摘
  • 「高い」「コスパが悪い」などの価格の感想
  • 点数が低いだけの評価
  • 記憶違いや誇張を含むが、来店に基づいている内容

食べログは「利用者の体験を記録する場」として設計されています。
店にとって不都合であることは、削除の理由になりません。

実例で判定する

同じ「ひどい店」でも、書き方で結果が変わる
口コミの例 判定
「二度と行かない。最悪」 消えない(感想)
「30分待たされた」 消えない(体験)
「ここは食材を使い回している」(事実無根) 可能性あり
「店長の〇〇は態度が悪い」 可能性あり(個人攻撃)
「行ってないけど評判悪そう」 可能性が高い(未来店)

同じ「ひどい店だ」でも、感想として書かれていれば残り、事実の主張として書かれていれば争えます。

食べログへの削除依頼の手順

通るかどうかは、報告フォームの書き方でかなり変わる

無料でできます。順に説明します。

手順1:問題の口コミから報告する

対象の口コミの下部にある「問題のある口コミを連絡する」をクリックします。
ここから運営への問い合わせフォームに進みます。

店舗管理画面(食べログ店舗会員ページ)からも問い合わせできます。

手順2:口コミを特定できる情報を書く

ここを省略すると、まず通りません。

運営が対象を特定できるよう、次を必ず記載してください。

記載する項目
店舗ページのURL https://tabelog.com/…
投稿者のID・表示名 ○○○○
訪問日(記載があれば) 2026年○月○日
口コミのタイトル 「○○○」
問題箇所の抜粋 「〜」の部分

手順3:ガイドラインのどこに違反するかを書く

これが最も重要です。

「不当な内容です」「営業妨害です」ではなく、ガイドラインの項目名を挙げて書きます。

これでは通りにくい

事実無根の口コミを書かれて困っています。削除してください。

これなら通りやすい

当該口コミには「厨房で食材を使い回している」との記載がありますが、当店ではその事実はありません。

また、記載された訪問日について予約記録・レジ記録を確認しましたが、該当する来店を確認できませんでした。

実際に利用していない投稿による、事実に基づかない断定的な記述にあたると考えます。

違いは3つです。

  1. どの記述が問題かを引用している
  2. なぜ事実と異なるかを、確認した根拠つきで書いている
  3. 感情ではなく、事実で書いている

手順4:送信して待つ

運営が内容を確認し、判断します。数日〜2週間程度が目安です。

結果は必ず通知されるとは限りません。口コミページを定期的に確認してください。

通報するときの注意

  • 1件ずつ報告する。 まとめて大量に送らない
  • 同じ口コミを何度も連投しない。 判断は変わりません
  • 投稿者に直接連絡しない。 トラブルが大きくなります
  • スクリーンショットを残す。 後で弁護士に相談する材料になります

【コピペ可】通報文のテンプレート

型があれば、感情ではなく事実で書ける

実際に使える文面を、ケース別に置いておきます。
〇〇の部分だけ埋めれば、そのまま送れます。

ケース1:来店していない可能性が高い

そのまま送れる文面

【該当口コミ】投稿者名:〇〇/投稿日:〇年〇月〇日/タイトル「〇〇」

当該口コミには「〇年〇月〇日に来店した」との記載がございますが、当日は定休日であり営業しておりません。

また、予約記録および会計記録を確認しましたが、記載内容に該当するご利用を確認できませんでした。

実際にご利用いただいていない方による投稿の可能性が高いと考えております。ご確認をお願いいたします。

強い材料:定休日・臨時休業・提供していないメニューへの言及。ここが噛み合えば通りやすくなります。

ケース2:事実無根の断定がある

そのまま送れる文面

【該当口コミ】投稿者名:〇〇/投稿日:〇年〇月〇日

当該口コミ内に「〇〇〇〇」との記載があります。

当店では該当する事実はなく、保健所の指導・行政処分を受けた事実もございません。

事実に基づかない断定的な記述であり、店舗の信用を著しく損なうものと考えます。ご確認をお願いいたします。

ポイント:「事実はありません」だけでなく、確認した範囲を書くこと。

ケース3:従業員個人への攻撃

そのまま送れる文面

【該当口コミ】投稿者名:〇〇/投稿日:〇年〇月〇日

当該口コミには、当店従業員の氏名および容姿に関する記述が含まれております。

「〇〇〇〇」という表現は、サービス内容への評価の範囲を超えた個人への攻撃にあたると考えます。

従業員保護の観点から、ご確認をお願いいたします。

ここは諦めないでください。 従業員が辞める原因になります。

ケース4:同一人物による複数投稿が疑われる

そのまま送れる文面

【該当口コミ】投稿者名:〇〇/投稿日:〇年〇月〇日

同時期に、文体および指摘内容が酷似した口コミが複数投稿されております(投稿者:〇〇、〇〇)。

同一の方による重複投稿の可能性があると考えております。ご確認をお願いいたします。

送るときの共通ルール

やること やらないこと
引用して特定する 「ひどい口コミです」で終える
確認した根拠を書く 感情を書く
1件ずつ送る まとめて大量に送る
事実だけを淡々と 投稿者を非難する

通らなかったときの選択肢

ここから先は費用がかかる。判断が要る

「対応できない」と返ってきた場合です。

1. 書き方を変えて再申請する

同じ内容での再申請は結果が変わりません。
ただし、次の場合は意味があります。

  • 最初は感情で書いてしまった → 事実と根拠で書き直す
  • 新しい事実が判明した(来店記録がないと確認できた、など)
  • 口コミが編集されて内容が変わった

2. 弁護士に依頼する

運営の判断では消えなくても、法的に違法と評価されれば削除させられる場合があります。

項目 相場
法律相談 無料〜1万円
削除請求(着手金+報酬) 30〜60万円
投稿者の特定(発信者情報開示) 別途30〜60万円

成立しやすいのは、事実の摘示があるケースです。
「まずい」は意見であり名誉毀損は成立しにくく、「食中毒を出した」は事実の主張なので、それが虚偽なら成立の余地があります。

なお、旧「プロバイダ責任制限法」は2024年の改正で「情報流通プラットフォーム対処法」に変わり、2025年4月1日に施行されています。投稿者を特定する発信者情報開示命令は2022年10月から使えるようになりました。

3. 削除をあきらめて、別の手を打つ

正直に書くと、ここに来るケースがいちばん多いです。

味や接客への不満は消えません。そして消せない口コミに数十万円と数ヶ月を使うより、確実で安い方法があります。 後述します。

食べログの点数は、消せば戻るのか

点数は単純な平均ではない

よくある誤解なので、先に書いておきます。

食べログの点数は、口コミの星の単純平均ではありません。

食べログは独自のアルゴリズムで点数を算出しており、投稿者ごとの影響度が異なるとされています。多くの口コミを書いていて信頼度が高いユーザーの評価は、重く反映されると言われています。

つまり、

  • 星1を1件消しても、点数がその分すぐ戻るとは限らない
  • 逆に、新しい口コミが増えれば点数は動く

「消す」より「増やす」ほうが、点数への効き方は素直です。

3.5点の壁

飲食店の実感として、3.5点を下回ると予約が目に見えて減ると言われます。

食べログは点数分布が厳しく、3.5点でも実際には上位に入ります。だからこそ、わずかな下落が来店に直結します。

ここで重要なのは、母数です。

口コミ件数 星1が1件入ったときの影響
10件 大きく動く
50件 動く
150件以上 ほとんど動かない

口コミが少ない店ほど、1件の破壊力が大きい。 これは食べログでもGoogleでも同じです。

食べログとGoogle、どちらを優先すべきか

見ている人の数が、そもそも違う

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。

食べログの口コミ削除に時間とお金をかける前に、そもそもどちらが集客に効いているかを考えてください。

誰が見るか
食べログ 食べログを開いた人だけ
Google(マップ・検索) 店名で検索した人・地図で探した人すべて

Googleは「最後の一押し」を担っています。

食べログで見つけた人も、友人にすすめられた人も、通りがかった人も、最終的に店名でGoogleを開いて確認します。 そのとき何が出ているかが、来店の分かれ目になります。

費用がまったく違う

食べログ Google
掲載 有料プランあり 無料
口コミの収集 店側から依頼しにくい その場でQRから依頼できる
返信 プランによる 無料で全件可能

Googleは、無料で、店が自分でコントロールできます。

優先順位

  1. Google口コミ(母数を積む・全件返信する)
  2. 食べログ(ガイドライン違反だけ通報する。点数は結果としてついてくる)

両方を同じ熱量でやると、どちらも続きません。

Google側の削除についてはGoogle口コミの削除依頼にまとめています。

削除より確実で、安い方法

消せないなら、埋める

消えない口コミが残ったときに打てる手は、3つです。

1. 返信して、読まれ方を変える

口コミは消せませんが、その下に何を書くかは店が決められます。

検討中の人は、低評価そのものより低評価への対応を読んでいます。感情的にならず、事実だけを静かに置く。これだけで印象は変わります。

飲食店の低評価は、味・待ち時間・接客・衛生の4つで返し方がまったく違います。とくに味に謝ってはいけません。 謝ると「味が良くないと店も認めている」と伝わります。

具体的な例文は飲食店の悪い口コミ対処法にまとめました。

2. 母数を増やして、1件を薄める

前述の通り、口コミが少ない店ほど1件のダメージが大きいです。

私たちがお預かりしている飲食店の実例です。店名は出せないので業種のみ書きます。

  • 飲食店:Google口コミ283件 → 3,600件超(2年間)

この状態になると、星1が入っても平均はほとんど動きません。
「消さなくても大丈夫な状態」を作るほうが、消すより安くて確実です。

集め方はGoogle口コミの増やし方にまとめています。忙しい飲食店には、伝票やレシートにQRを刷る方法が効きます。声かけができない日でも導線が残るからです。

3. ただし、集め方を間違えないこと

「美味しかったと言ってくれた人にだけ口コミをお願いする」——これは違反です。

Googleはこれをレビューゲーティングとして明確に禁止しており、発覚すれば口コミの一括削除、最悪はプロフィール停止に至ります。罰を受けるのは店側です。

詳しくはレビューゲーティングとはを読んでください。

悪い口コミが書かれにくい店にする

書かれてから消すより、書かれる前に受け止める

削除は後始末です。先に手を打つほうが、はるかに安く済みます。

不満は、店内で受け取る

食べログに書かれる不満の多くは、店内で言えなかったことです。

「お口に合いましたか?」と聞かれれば、たいていの人は「大丈夫です」と答えます。閉じた質問だからです。

言い方を変えます。

声かけの例

「何か気になる点があれば、今のうちに遠慮なくおっしゃってください」

その場で言ってもらえれば、その場で解決できます。 解決した不満は、口コミになりません。

提供が遅れる日は、先に言う

飲食店の低評価で最も多いのが待ち時間です。そして、待たされたこと自体より、何も言われないことに不満が出ます。

  • 混雑で遅れそうなら、注文時に伝える
  • 15分以上空いたら、こちらから声をかける

これだけで、待ち時間の低評価はかなり減ります。

断り方を決めておく

満席で断るとき、言い方が決まっていない店は低評価になりやすいです。

断り方の例

「申し訳ございません、ただいま満席でして。〇時頃でしたらご案内できます。よろしければお電話番号を伺いましょうか」

代案を出すかどうかで、印象がまったく変わります。断ること自体は問題になりません。

書かれてしまったら、返信する

食べログでも返信はできます(プランによります)。そしてGoogleでは無料で全件返信できます。

飲食店の低評価は味・待ち時間・接客・衛生の4つで返し方が違います。とくに味には謝らないこと。

詳しい例文は飲食店の悪い口コミ対処法にまとめました。

よくある質問

Q
食べログの口コミは店側で削除できますか?
A

店側が直接削除することはできません。 運営に通報し、ガイドライン違反と判断された場合にのみ削除されます。星が低いだけでは対象になりません。

Q
店舗ページごと削除してもらえますか?
A

原則できません。 食べログは店舗情報を独自に掲載しており、掲載の可否を店側が完全にコントロールすることは想定されていません。掲載内容の修正依頼は可能です。

Q
通報したことは投稿者に伝わりますか?
A

食べログから店舗名を明かして通知されることは通常ありません。ただし、投稿者が削除に気づいて再投稿したりSNSで拡散するケースはあります。

Q
来店していない人の口コミだと証明できますか?
A

完全な証明は困難ですが、材料は示せます。 予約記録、レジ記録、記載された日の営業状況(定休日だった等)を確認し、「該当する来店を確認できない」と具体的に書いてください。定休日に来店したと書かれている場合は、かなり強い材料になります。

Q
削除されたら点数は戻りますか?
A

戻る場合もありますが、食べログの点数は単純な平均ではないため、消した分だけ即座に戻るとは限りません。点数を安定させたいなら、母数を増やすほうが確実です。

Q
弁護士に頼むべきか、どう判断すればいいですか?
A

金額ではなく内容で判断してください。 味や接客への不満なら、費用対効果は合いません。一方、事実無根の衛生・違法行為の主張や、従業員個人への攻撃であれば、金額に関わらず動くべきです。放置すると従業員が辞めます。

Q
悪い口コミが続けて入ります。何かできますか?
A

まず返信を全件行い、並行して母数を増やしてください。口コミが少ない状態では、1件の低評価が次の低評価を呼びます。土台が厚くなれば、その連鎖は止まります。

Q
食べログとGoogle、返信はどちらを優先すべきですか?
A

Googleです。 店名で検索した人全員に見えるのはGoogleで、食べログはそのサイトを開いた人にしか届きません。両方できないなら、Googleを優先してください。

まとめ

  • 食べログの口コミは、ガイドライン違反なら削除される可能性がある
  • 「まずい」「待たされた」など、体験に基づく感想は消えない
  • 通報ではガイドラインのどの項目に当たるかを、引用と根拠つきで書く
  • 「事実無根です」だけでは通らない。確認した根拠を添える
  • 通らなければ弁護士(30〜60万円・数ヶ月)。ただし内容で判断する
  • 食べログの点数は単純平均ではない。 消すより増やすほうが素直に効く
  • Googleは無料で、店が自分でコントロールできる。 優先はGoogle
  • 消せない口コミには、返信と母数で対応する

悪い口コミを消したい気持ちは当然です。私たちも相談を受けるたびにそう思います。

ただ、削除に使う数十万円と数ヶ月は戻ってきません。
同じ資源を「1件入っても揺るがない状態」に使えば、それは今後ずっと効き続けます。

星1が怖いのは、口コミが少ないからです。
土台が厚くなれば、星1は「たまにあること」に変わります。

消せない口コミに、消耗し続けないために

PLUSWEBの「口コミPLUS」は、削除代行のサービスではありません。
Google口コミを継続的に集め、届いた口コミに全件返信する仕組みを提供しています。

集め方は、評価による出し分け(レビューゲーティング)を行わない設計です。全員に同じ導線を出したうえで母数を積み上げます。

「食べログに通報したが、対応してもらえなかった」
「星1が入るたびに、その日の営業に響いてしまう」

そうしたご相談で構いません。
いまの口コミの状況を拝見して、何から手をつければいいかをお伝えします。

口コミPLUSの詳細を見る

あわせて読みたい