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飲食店にPOSレジは必要?判断基準と、選び方の順番

POSレジの検討で、最初につまずくのはここです。

「うちの規模で本当に要るのか」

結論から書くと、客数と席数が少なく、キャッシュレス比率も低い店は、まだ要りません。 一方で、ピーク時に提供が詰まっている店と、複数店舗を持っている店は、入れないと数字が見えないままになります。

そして、多くの記事が触れていない点があります。POSレジの費用でいちばん効くのは、本体価格でも月額でもなく、決済手数料です。ここを見ずに選ぶと、月々の負担が想定と変わります。

この記事では、要るかどうかの判断基準から始めて、タイプ別の違い、費用の実態、業態別の選び方、データの使い方、そしてインボイス制度と電子帳簿保存法への対応まで書きます。

なお、この記事は集客ではなく店内オペレーションの話です。集客そのものは飲食店の集客方法にまとめています。

この記事を書いた人

株式会社WEBRIES 代表取締役
小宮 康利

自己紹介
元アフィリエイター。SEOアフィリエイトを武器に「お金借りる」「育毛剤 おすすめ」「わきが対策」などあらゆるBigキーワードにてSEO1位を獲得。2015年に起業後1年で年商1億円を突破。こうした実績を元に、500社以上に対してコンサルティングを行い、現在では自身の会社を運営する傍ら、COO、CMOとして店舗・企業に携わり、企業のWEBマーケティングを支えている。店舗ビジネス向けの集客支援サービスPLUSWEBを運営している。
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POSレジが要る店・まだ要らない店

規模ではなく、詰まっている場所で判断する

判断基準は、次のとおりです。

要る まだ要らない
ピーク時に会計とオーダーが詰まる 客数が少なく、行列ができない
キャッシュレス決済が半分を超えている ほぼ現金のみ
複数店舗を持っている 1店舗で、店主が全部見ている
メニューが多く、原価が把握できない 品数が少ない
テイクアウトと店内が混在する 店内のみ
売上を手集計している 客数が少なく、手集計で足りる

1つでも左に当てはまるなら、検討する価値があります。

「レジが古い」は、理由として弱い

古いから替える、という判断だと、入れたあとに何が変わるかが決まっていません。

替えて何を解決するのかを1つ決めてください。提供時間なのか、締め作業なのか、原価管理なのか。そこが決まらないと、機能の多さで選んでしまいます。

締め作業の時間を測ってみる

判断材料として分かりやすいのが、1日の締めにかかっている時間です。

  • レジ締め、売上の集計、日報の作成
  • 30分かかっているなら、月に約15時間
  • 時給換算すると、月1万5,000円前後の人件費

この額が、月額費用と比べられる数字になります。

レジを変えると、何が変わるか

会計が速くなるのは、5つあるうちの1つ

POSレジは「会計を速くする機械」だと思われがちですが、実際に変わるのは5つです。

変わること 内容
会計 打ち間違いが減る。キャッシュレスと連動
売上管理 締めが自動。日報・月報が出る
オーダー ハンディやセルフオーダーと連動し、厨房へ直接飛ぶ
在庫・原価 メニューごとの原価と粗利が見える
人手の配置 時間帯別の客数から、シフトが組める

いちばん効くのは、オーダー連携

会計そのものより、注文が厨房へ直接届くことの影響が大きいです。

  • 伝票を厨房へ持っていく往復が消える
  • 書き間違い・読み間違いが減る
  • 提供の順番が可視化される

ホールが1人減らせるかどうかは、ここで決まります。

締め作業は、目に見えて減る

売上の集計、現金の突き合わせ、日報。これらは自動化されます。

閉店後の30分が5分になるのは、続けるほど効いてきます。

「集客できたのに回らない」を防ぐ

集客の失敗として現れる、オペレーションの問題

見落とされがちですが、オペレーションの問題は、集客の失敗として表面化します。

現場で起きること 客側に見えること
ピーク時に提供が遅れる 「遅い」という低評価の口コミ
注文の伝達ミス 「頼んだものと違う」
会計に時間がかかる 「出るのに待たされた」
電話に出られない 予約の機会を落とす

「提供が遅い」は、飲食店の低評価で最も多い書かれ方の一つです。

つまり、集客に成功した店ほど、この問題に当たります。 客が増えた月に星が下がる、という現象はここから起きます。

提供時間は、記録できる

POSレジのオーダー機能を使うと、注文から提供までの時間が記録されます。

  • どのメニューが遅いか
  • 何時台に詰まるか
  • 何人を超えると崩れるか

感覚ではなく数字で分かるので、メニューの入れ替えや人員配置の判断ができます。

低評価が入ったときの返信にも効く

「提供が遅かった」という口コミに対して、実際に何分かかっていたかが分かっていれば、返信の内容が変わります。

原因が特定できていれば、改善したことを書けます。返信の書き方はGoogle口コミの返信方法にまとめました。飲食店固有の対処は飲食店の悪い口コミ対処法にあります。

POSレジのタイプ

形が違えば、向いている店も違う
タイプ 特徴 向いている店
タブレット型 iPad等+アプリ。導入が安い 小〜中規模の飲食店
据置型(専用機) 頑丈。長時間稼働に強い 大型店・チェーン
モバイル型 スマホ+カードリーダー 移動販売・イベント出店
セルフオーダー 客が自分で注文する 居酒屋・回転率重視の店
セルフレジ 客が自分で会計する 人手が足りない店

タブレット型が主流になった理由

初期費用が低く、アプリの更新で機能が増えるためです。

据置型は本体だけで数十万円かかることがありますが、タブレット型は手持ちのiPadで始められる場合もあります。

ただし、タブレットは消耗品です。数年で入れ替えが必要になる点は計算に入れてください。

セルフオーダーは、人手が減るとは限らない

注文を客に任せると、ホールの往復は減ります。

ただし、質問への対応、操作の説明、注文漏れの確認は残ります。人が減るのではなく、人の仕事が変わると考えたほうが実態に近いです。

高齢の客が多い店では、紙のメニューを併用しないと注文が止まります。

費用は、本体より決済手数料で決まる

月額を比べる前に、手数料率を見る

POSレジの費用は、4つに分かれます。

項目 内容
本体・端末 タブレット、レジ、プリンター、キャッシュドロア
月額利用料 無料プランがある製品もある
決済手数料 クレジット・QR決済の手数料。ここが最大
周辺機器・保守 ハンディ、券売機、サポート費用

なぜ決済手数料がいちばん効くのか

計算してみると分かります。

月商300万円の店で、キャッシュレス比率が60%だとします。

  • キャッシュレス売上 = 300万円 × 60% = 180万円
  • 手数料率3.0%なら = 月54,000円
  • 手数料率3.5%なら = 月63,000円

0.5%の差で、月9,000円変わります。 月額利用料の差より大きくなることが珍しくありません。

だから、月額無料に飛びつかない

「月額0円」をうたう製品でも、決済手数料が高めに設定されていることがあります。

比べるときは、月額 + (想定キャッシュレス売上 × 手数料率) の合計で見てください。

入金サイクルも確認する

見落とされやすいのが、決済代金がいつ入金されるかです。

月1回入金と、週1回入金では、資金繰りがまったく違います。 小規模店ほどここが効きます。

現金にも、見えないコストがある

「手数料が惜しいから現金のみ」という判断は、現金側のコストを数えていないことが多いです。

  • 釣銭の準備と両替(両替に手数料がかかる金融機関もある
  • レジ締めの現金合わせと、合わないときの原因追跡
  • 売上金の入金に行く時間
  • 現金を店に置くことのリスク

手数料3%と、これらの手間を並べて比べてください。 客数が多い店ほど、後者の負担が大きくなります。

補助金が使える場合がある

IT導入補助金など、POSレジやモバイルオーダーの導入に使える制度が用意されることがあります。

要件と公募時期は年度で変わるため、導入を決めたら最新の公募要領を確認してください。 販売店側が申請を支援している場合もあります。

業態別の選び方

同じ飲食店でも、必要な機能が違う
業態 優先すべき機能
個人経営の小規模店 導入の安さ、操作の簡単さ
居酒屋・レストラン ハンディ/セルフオーダー、テーブル管理
多店舗運営 店舗横断の売上比較、権限管理
テイクアウト専門 軽減税率(8%/10%)の自動判定、事前注文
移動販売・イベント モバイル型、オフラインでも動くか
カフェ 回転率の把握、モバイルオーダー

多店舗は、横断で見られるかがすべて

店舗ごとにログインし直す形だと、比較に時間がかかります。

  • 売上・客数・客単価を店舗横断で並べられるか
  • 権限を分けられるか(店長は自店のみ、本部は全店)
  • メニューと価格を本部から一括で変更できるか

店舗数が増えるほど、ここが効いてきます。

移動販売は、通信が切れたときに動くか

電波の弱い場所での出店では、オフラインで会計できるかどうかが決定的です。

通信が切れた瞬間に会計できなくなる製品もあるため、必ず確認してください。

テイクアウト併設は、税率の自動判定

店内飲食が10%、テイクアウトが8%です。手動で切り替える運用は、必ずミスが出ます。

注文時に「店内/持ち帰り」を選ぶと自動で税率が変わる形になっているかを確認してください。

主なタブレットPOSレジ

どのタイプの道具なのかで見る

代表的な製品を、位置づけで並べます。料金・機能は改定されるため、金額は必ず各社の最新情報を確認してください。

製品 位置づけ
スマレジ 機能が広く、多店舗・在庫管理まで扱える
Airレジ 導入が手軽。予約・決済サービスと組み合わせやすい
Square 決済とレジが一体。小規模・移動販売にも使いやすい
ユニレジ 飲食店向けの機能に寄せた構成

比較するときに見る4点

製品名で選ぶ前に、この4つを揃えて聞いてください。

販売店に必ず聞くこと

「決済手数料は何%ですか。ブランドごとに違いますか?」

「入金は月何回ですか?」

「オーダー連携(ハンディ・セルフ)は追加費用がかかりますか?」

「解約したとき、売上データは持ち出せますか?」

4つ目を聞き忘れる店が多いです。過去の売上データを取り出せないと、乗り換えのときに履歴が途切れます。

会計ソフトとの連携も見る

売上データが会計ソフトへ自動で流れるかどうかで、月次の手間が変わります。

手入力に戻ると、レジを新しくした意味が半減します。

レジと一緒に検討されるもの

レジ単体ではなく、周辺とセットで効く

POSレジを入れるとき、同時に検討されることが多いのが次の5つです。すべてを一度に入れる必要はありません。

周辺の仕組み 解決すること 優先度
キャッシュレス決済端末 会計の速さ、客の支払い手段 高い
ハンディ端末 注文の伝達、ホールの往復 席数が多いなら高い
モバイルオーダー 注文待ちの解消、人手 回転率重視なら
予約システム 電話対応、席の管理 予約が多い業態
券売機 前払い、会計そのものを無くす ラーメン・定食

まず入れるなら、キャッシュレス

現金のみの店は、それだけで候補から外れることがあります。

特に若い層と観光客は、支払い手段で店を選びます。会計の速さにも直結するため、優先度はいちばん高いです。

ハンディは、席数で決まる

席数が少ない店では、口頭で足ります。

目安として、ホールが1人で回らない規模になったら検討時期です。往復が減ると、提供時間そのものが縮みます。

予約システムは、電話に出られない店ほど効く

営業中に電話へ出られず、そのまま予約を落としている店は多いです。

24時間受けられる形にすると、取りこぼしが減ります。 ただし、予約サイト経由には送客手数料が乗るため、自店サイトからの予約導線も同時に用意してください。 費用の見方は飲食店の広告戦略にまとめています。

全部を一度に入れない

同時に導入すると、どれが効いたか分からないうえ、スタッフが覚えきれません。

レジ → キャッシュレス → オーダー系の順に、1つずつ足してください。

導入したデータを、どう使うか

入れただけでは、何も変わらない

POSレジを入れて終わっている店は少なくありません。見る数字を決めてください。

見る数字 何が分かるか
メニュー別の出数と粗利 何を残し、何を落とすか
時間帯別の客数 シフトの組み方
曜日別の客数 どこを埋めるか
客単価の推移 値上げ・セット化の判断
提供時間 ピークで崩れる人数

出数と粗利で、メニューを整理する

出数が多く、粗利も高いメニューが看板です。ここを写真とチラシの中心に置きます。

出数が少なく、仕込みが重いメニューは、入れ替えの候補です。

メニューを足し続けると、仕込みもロスも提供時間も増えます。限定メニューは足し算ではなく入れ替えで作ってください。

空いている時間を埋める

曜日別・時間帯別の客数が出ると、どこが空いているかが数字で分かります。

席数は変わらないのに、埋まり方は変えられます。空き時間に限定メニューを置く、ランチの告知を近隣に出す、といった手が打てます。

告知の出し方は飲食店の宣伝方法にまとめました。

原価率は、月ではなくメニュー単位で見る

店全体の原価率だけを見ていると、どこで利益が出ていないかが分かりません。

POSにメニューごとの原価を登録しておくと、1品ごとの粗利が出ます。

  • 出数は多いが粗利が薄い品 → セットに組み込むか価格を見直す
  • 出数は少ないが粗利が厚い品 → 見せ方を変えて出数を伸ばす
  • 出数も粗利も低い品 → 入れ替えの候補

原価の登録は手間がかかりますが、主力の10品だけでも十分に判断材料になります。

客単価は、値上げ以外でも上げられる

セット化、追加の一品、飲み放題の設計。単価を上げる方法は値上げだけではありません。

POSのデータがあると、何と何が一緒に頼まれているかが分かるので、セットを組む根拠になります。

法制度への対応

レジの選定と、税務の要件はつながっている

レジを選ぶときに、あわせて確認すべき制度が3つあります。

制度 求められること
軽減税率 店内10%・テイクアウト8%の区分が必要
インボイス制度 適格請求書の要件を満たしたレシート
電子帳簿保存法 電子取引データの電子保存

インボイス制度(適格請求書等保存方式)

2023年10月から始まった制度です。適格請求書発行事業者として登録している場合、レシートに次の内容が必要になります。

  • 登録番号
  • 税率ごとに区分した合計額と適用税率
  • 消費税額

飲食店の場合、適格簡易請求書(簡易インボイス)の形で足りますが、レジがこの形式に対応しているかは確認が必要です。

電子帳簿保存法

電子的にやり取りした取引データは、電子のまま保存することが求められます。

紙に印刷して保存する運用が使えなくなる場面があるため、POSや会計ソフト側でデータをどう保存するかを確認してください。

制度は変わる

税制は改正されます。導入時点で「対応済み」であることと、その後も更新されることは別です。

アップデートが提供される製品かどうかを、選定基準に入れてください。

導入の手順と、失敗パターン

切り替えの日を、繁忙期に置かない
手順 やること
1 解決したい課題を1つ決める
2 3社に見積もり(手数料率と入金サイクルを揃えて聞く)
3 メニューと価格のデータを作る
4 閑散期に切り替える
5 スタッフの練習日を設ける
6 1ヶ月後に、見る数字を決める

よくある失敗

失敗 原因
使いこなせない 機能の多さで選んだ
費用が想定より高い 決済手数料を見ていなかった
切り替え当日に混乱した 繁忙期に導入した
データを見ていない 見る数字を決めていない
乗り換えで履歴が消えた データの持ち出しを確認しなかった

切り替えは、閑散期の平日に

繁忙期や週末に切り替えると、操作に慣れないまま満席を迎えます。

その日の会計が遅れ、そのまま低評価の口コミにつながることがあります。閑散期の平日に、練習日をはさんで切り替えてください。

スタッフ全員が触れるか

店主だけが操作できる状態だと、店主がいない日に止まります。

導入時に、全員が一通り触る時間を取ってください。

よくある質問

Q
小規模な個人店でもPOSレジは必要ですか?
A

客数が少なく、キャッシュレス比率も低いなら、まだ要りません。 判断材料は、ピーク時に会計とオーダーが詰まっているか、締め作業に30分以上かかっているかです。締めに30分かかっているなら月15時間、時給換算で月1万5,000円前後になり、月額費用と比較できます。

Q
費用はどのくらいかかりますか?
A

本体・月額・決済手数料・周辺機器の4つに分かれます。 見落とされやすいのが決済手数料です。月商300万円・キャッシュレス比率60%なら、手数料率3.0%で月54,000円、3.5%で月63,000円になります。月額の差より大きくなることが珍しくありません。

Q
「月額0円」の製品を選べば安く済みますか?
A

決済手数料まで含めて比べてください。 月額が無料でも、手数料率が高めに設定されていることがあります。月額 +(想定キャッシュレス売上 × 手数料率)の合計で比較するのが正しい見方です。あわせて入金サイクル(月1回か週1回か)も確認してください。

Q
セルフオーダーを入れれば人手は減りますか?
A

減るというより、仕事の内容が変わります。 注文を取る往復は減りますが、操作の説明、質問への対応、注文漏れの確認は残ります。高齢の客が多い店では、紙のメニューを併用しないと注文が止まります。

Q
タブレット型と据置型、どちらを選ぶべきですか?
A

小〜中規模の飲食店ならタブレット型が現実的です。 初期費用が低く、アプリの更新で機能が増えます。ただしタブレットは消耗品で、数年ごとの入れ替えが必要になる点は計算に入れてください。長時間稼働の大型店では据置型が向きます。

Q
インボイス制度への対応は必要ですか?
A

適格請求書発行事業者として登録している場合、レシートに登録番号・税率ごとの区分・消費税額が必要です。 飲食店は簡易インボイスの形で足りますが、レジがその形式に対応しているかは確認してください。また、税制は改正されるため、アップデートが提供される製品を選ぶことが重要です。

Q
テイクアウトもやっています。注意点はありますか?
A

税率の自動判定に対応しているかを確認してください。 店内10%・テイクアウト8%を手動で切り替える運用は、必ずミスが出ます。注文時に「店内/持ち帰り」を選ぶと自動で税率が変わる形になっているかを見てください。

Q
導入するタイミングはいつがいいですか?
A

閑散期の平日です。 繁忙期や週末に切り替えると、操作に慣れないまま満席を迎えます。会計が遅れ、そのまま低評価につながることがあります。練習日をはさんで切り替えてください。

Q
導入したのに何も変わりません。
A

見る数字を決めていない可能性が高いです。 メニュー別の出数と粗利、時間帯別・曜日別の客数、提供時間。この4つだけでも、メニューの入れ替えとシフトの判断ができます。入れただけでは何も変わりません。

Q
レジを変えると集客も良くなりますか?
A

直接は増えませんが、取りこぼしは減ります。 「提供が遅い」は飲食店の低評価で最も多い書かれ方の一つで、集客に成功した店ほどこの問題に当たります。提供時間が記録できると、どのメニューが遅く、何人を超えると崩れるかが数字で分かります。

まとめ

  • 判断基準は規模ではなく、ピークで詰まっているか/店舗が複数か
  • 「レジが古い」は理由として弱い。解決したい課題を1つ決める
  • 締め作業の時間を測ると、月額と比較できる数字になる
  • 変わるのは会計だけでなく、売上管理・オーダー・原価・シフト
  • いちばん効くのはオーダー連携(厨房へ直接飛ぶ)
  • オペレーションの問題は、集客の失敗として表面化する
  • 「提供が遅い」は低評価で最も多い書かれ方の一つ
  • 費用は本体より決済手数料で決まる。0.5%の差が月数千円
  • 「月額0円」に飛びつかない。 合計で比べる
  • 入金サイクル(月1回か週1回か)も確認する
  • 多店舗は横断比較と権限管理、移動販売はオフライン動作
  • テイクアウト併設は税率の自動判定
  • インボイス・電子帳簿保存法への対応と、更新の有無を見る
  • 切り替えは閑散期の平日。練習日をはさむ
  • 入れたあとは、メニュー別の出数と粗利から見る

POSレジは、売上を作る道具ではありません。

作った売上を、落とさないための道具です。

集客がうまくいくほど、店は詰まります。そこで崩れると、せっかく増えた客が低評価として残ります。集客とオペレーションは、片方だけを進めても続きません。

増えた客を、口コミとして残せているか

PLUSWEBの「口コミPLUS」は、口コミを集めるのは店舗のスタッフという前提に立ったサービスです。

「なぜ口コミが必要なのか」をスタッフと共有し、お客様にお願いできる状態になるまでを支援します。届いた口コミへは全件返信を代行します。

オペレーションが整うと、低評価が減るだけでなく、良い口コミが書かれやすくなります。 ただし、書いてもらう導線が無ければ数は増えません。

飲食店の実例として、口コミ283件から3,600件超まで積み上がった店舗があります。集め方は評価による出し分け(レビューゲーティング)を行わない設計です。

「客数は増えたのに、口コミが増えない」
「提供の遅れを指摘する口コミに、どう返せばいいか分からない」

そうしたご相談だけでも構いません。近隣の競合と口コミ件数を比べたうえで、何が足りないかをお伝えします。

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