知らないお店に入るとき、頭の中ではいつも同じことが起きています。
「ここで、失敗しないかな」
一回の外食でも、そう思います。
歯医者さんなら、なおさらです。痛みも、費用も、通う期間もかかってくるからです。
だからお客様は、いきなり飛び込んではきません。 地図で見つけて、口コミを読んで、写真を眺めて、ホームページで確かめて。一枚ずつ板を踏みしめながら、橋を渡ってきます。
選ばれるお店とは、この橋の板が一枚も抜けていないお店のことです。
入口は、どこでもいい。
でも、通る板は同じ。
Instagramから始めても、YouTubeから始めても、どれも極めれば集客につながります。
入口を選んで、来店までの橋がどう変わるか見てみてください。
あなたのお店は、何から始めますか?
地図で見つけて、口コミを見て、その場で決まります。Instagramやホームページを見に行かなくても、口コミが多ければ、そのまま来店につながります。いちばん短い橋です。
オレンジの板、Google口コミは、どの入口から来ても必ず通ります。
しかもGoogleマップから入れば、口コミを見てそのまま来店につながる、いちばん短い橋になります。 だから最初の一手には、Google口コミをおすすめしています。
不安の数だけ、板が要る。
板の一枚一枚は、お客様の頭に浮かぶ不安への「答え」です。
飲食店と歯科医院で、不安の中身はこう違います。
- 01
知る
Instagram・YouTube・広告・Googleマップ・紹介飲食店のお客様「このお店、ちょっと気になる」
歯科の患者様「家の近くの歯医者、どこがあるんだろう」
入口は、どれでもかまいません。Instagramでも、YouTubeでも、広告でも、Googleマップでも。どれも極めれば、お客様を橋のたもとまで連れてきてくれます。
- 自分のお店に合う入口を一つ決めて、続ける
- どの入口からでも、店名・場所・営業時間がすぐ分かるようにする
- 02
比べる
Google口コミ ─ 全員が踏む板飲食店のお客様「ここ、本当においしいのかな」
歯科の患者様「痛くしない先生かな。説明はちゃんとしてくれるかな」
いちばん揺れるのがここです。そして、どの入口から来たお客様も、来店の前に店名で検索して、ここを必ず通ります。口コミの数と中身が近くのお店より厚ければ、それだけで「ここなら大丈夫そう」と感じてもらえます。
- 実際に来たお客様に、自然にお声かけする
- いただいた口コミには、一件ずつ返信する
- 03
想像する
Instagram飲食店のお客様「どんな雰囲気?何を頼めばいい?」
歯科の患者様「院内はきれい?どんな人が働いてる?」
行ったあとの自分が想像できると、足が前に出ます。料理・店内・人の顔が分かりやすく並んでいることが、三枚目の板です。
- 看板メニューや設備を、迷わせない順番で見せる
- スタッフの顔と、お店の空気を出す
- 04
確かめる
ホームページ飲食店のお客様「予算はいくら?個室はある?」
歯科の患者様「治療の方針は?費用の目安は?」
最後の確認に来る場所です。ここが古かったり、情報が足りなかったりすると、橋の終わり際で足が止まります。「ちゃんとしたお店だ」と思える土台です。
- メニュー・料金・アクセスを、迷わず見つかる場所に置く
- オーナーや院長の想いを、自分の言葉で書く
- 05
決める
予約・電話・LINE飲食店のお客様「予約、電話しないとダメかな」
歯科の患者様「初診の予約って、どうやるんだろう」
渡りきる直前の一歩です。予約の方法が分かりにくいと、ここまで来ても引き返されてしまいます。
- どのページからでも、予約の方法が一目で分かるようにする
- 電話以外の手段(ネット予約・LINE)も用意する
一枚でも抜けていると、
お客様はそこで引き返す。
Instagramで知って、気になって、店名で検索した。
ここまで来てくれたのに、口コミがほとんど無ければ、そこで足が止まります。 入口をどれだけ頑張っても、最後の手前で引き返されてしまいます。
橋の強さは、いちばん弱い板で決まります。
だから「どれか一つを頑張る」より、「抜けている板を埋める」ほうが先です。
そして多くのお店で、いちばん揺れているのが口コミの板です。
どの入口から来たお客様も踏む板なので、ここが厚いと、すべての入口の効き目が上がります。
歯医者さんの橋は、長くて、よく揺れる。
飲食店
橋は短めです。失敗しても一食分。
そのかわり、候補がとても多い。 並んだ橋の中から、渡りやすそうなものが選ばれます。
見つかる・比べるの板で差がつきます。
歯科医院
橋は長く、よく揺れます。痛み・費用・通院の期間と、不安が大きいからです。
一度決めたら、しばらく通う場所になります。だから一枚ずつ、慎重に確かめられます。
比べる・確かめるの板が薄いと、途中で別の医院へ流れます。
働く人も、同じ橋を渡ってくる。
求人を見た人も、まずお店の名前で検索します。
お客様に愛されているか。どんな人が働いているか。ちゃんとした職場か。確かめていることは、お客様とほとんど同じです。
集客の板をそろえることは、そのまま採用の橋をかけることにもなります。
あなたのお店の橋に、抜けている板はありませんか。
- お店の名前ではなく「エリア+業種」で検索して、自分のお店が地図に出てくる
- 近くの同業と比べて、口コミの数で負けていない
- いただいた口コミに、きちんと返信している
- Instagramを見れば、お店の雰囲気とおすすめが分かる
- ホームページに、メニュー(診療内容)・料金・アクセスがそろっている
- どのページからでも、予約の方法がすぐ分かる
チェックが付かなかったところが、いまお客様が引き返している板です。
※ ここでの「つり橋」は、お店選びをたとえた表現です。 揺れるつり橋の上のドキドキを恋愛感情と取り違える、心理学の「つり橋効果」とは別のお話です。
